ALIENWARE m17 R2 レビュー|持ち運べるゲーミングPC

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この記事は、デルアンバサダープログラムに参加しています。

以前デルアンバサダープログラムにて「XPS15」をレビューさせていただきました。そして約1か月後、たまたま応募していたALIENWAREの体験モニターに当選しレビューをする機会をいただきましたので、今回はこの機種の魅力を余すことなくご紹介できればと思います!

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ALIENWAREとは?

まず、ALIENWARE自体を聞いたことがない方もいらっしゃると思いますので、簡単にご説明いたします。ALIENWAREとは「宇宙最強のPC」を目指して開発されたDELLのゲーミングPCです。かつてはALIENWAREという独立した会社でしたが、2006年にDELLに買収されました。おそらく世界中のラップトップPCの中でも最高級機にあたるのではないでしょうか。

その性能の高さから、HIKAKINさんをはじめ多くのYoutuberの方の間でも紹介されています。

今回お借りしたALIENWAREのスペック

今回お借りしたALIENWAREのスペックをご紹介します。

プロセッサー第9世代 インテル® Core™ i7-9750H (6-コア, 12MB キャッシュ, 最大 4.5GHz まで可能)
OSWindows 10 Home (64ビット) 日本語
メモリー16GB(8GB×2)DDR4 2666MH
ハードドライブ512GB (2×256GB PCIe M.2 SSD) RAID0
ビデオカードNVIDIA® GeForce® RTX 2070 8GB GDDR6 Max-Q デザイン
ディスプレイ17.3インチ FHD (1920 x 1080) 144Hz 9ms 72% 色域Eyesafe®️とTobii Eyetrackingテクノロジー
本体サイズ高さ:18.6mm〜20.5mm
幅:399.8mm
奥行き;295.5mm
重量約2.63kg〜

RTX2070はVRゲームをプレイするのにも十分なほど高スペックなGPUですね。

ALIENWAREの魅力

では早速、このPCが普通ではない魅力をご紹介します!

独特で遊び心あふれる筐体

まずALIENWAREを最初に触った時に感じたのは、ゲーミングPCらしさあふれるイルミネーションLEDがキレイであるということでした。

キーボードだけでなく、ファンの部分もLEDが光ります。この部分は設定で変更でき、赤色やレインボーにすることも可能です。

また、ALIENWAREのロゴがあしらわれた電源ボタンやスピーカーのメッシュの形状など、細かいスタイリングがおしゃれに感じられました。個人的に天板の「17」という文字が気に入っています。ルナライトというカラーなのですが、マット調で非常に上品なカラーです。

17インチの弩級のディスプレイサイズと高いディスプレイ性能

今まで15インチを超えるラップトップPCを触ったことがなかったので17インチはどんなもんだろうかと気になっていたのですが、結構広々しています。FHDということでドットが目立つかなと思いましたが、そこまで目立ちませんでした。

ベゼルが6.6mmと薄いこともあり、非常に没入感の高いディスプレイですね。144Hzのディスプレイなので、ゲームをしているとフレームレートも100FPS近く出ていることも多かったです。

FPSが93.4と出ています
高画質でもスムーズにプレイできました

Macbook Proと比べると色域は広くないですが、程よくまとめられた発色で淡いと感じたこともありませんでした。

スピーカーの音もいい

意外に良かったのがスピーカーの音質です。ゲームをしていた時に、少し立体音響に近い感じで音が感じられました。2Wということであまり性能自体は良くないですが、必要十分といったところです。

スピーカーは前方の2箇所だけですが、Alienware Command Center側で音の調整ができるのでそれにより好みの音にできます。僕は「リバーブ」という設定にしていたのでよく響いていたということでした。

快適なゲームプレイを支える冷却性能と処理性能

ゲームなど高負荷な処理を行う上で最も重要なことは冷却性能です。発熱するとクロック数が一時的に下がるため、CPU本来の性能を活かすことができません。

特にALIENWAREは「NVIDIA® GeForce® RTX 2070 8GB GDDR6 Max-Q デザイン」という高スペックなGPUと「第9世代 インテル® Core™ i7-9750H (6-コア, 12MB キャッシュ, 最大 4.5GHz まで可能)」を搭載しているため、かなり熱を持ちやすい仕様です。

裏側まで出っ張った通気穴と底のメッシュで通気性を確保し、大きな2つのファンで一気に冷却します。「CRYO-TECH V3.0サーマルテクノロジー」と名付けられた冷却システムは、ファンのブレードの枚数、素材のこだわりだけでなく、内臓のジャイロスコープで机の上でゲームをしているのか、膝の上でゲームをしているのかということも検知して適切な温度管理を行うそうです。

冷却性能にはかなりのこだわりを感じました。

ベンチマークも取ってみました。

CrystalMarkではゲーミングPCとしてはぼちぼちといったところでしょうか。

目安としては下記サイトを見ていただければと思いますが、「intel core i7-9700」で「Mark」が559789出ていることもあると考えると少し下がっている印象ですね。

http://crystalrank.info/CrystalMark/09/ranking.php

実用的な端子類

大きな筐体を活かして、端子類も非常に充実しています。

左側にはネットワークポート、USB3.1Genポート、ヘッドセットポートがついています。ゲームを行う方はネットワーク環境にもこだわる方が多く、最近のPCでは廃止されがちなLANポートもしっかり搭載しています。

右側には2つの「USB3.1Genポート」が搭載されています。あれっ、TYPE-Cポートが付いていないと思われる方もいるかもしれませんが、実はもう一つ端子がたくさんある場所があります。

こちらの背面には、「HDMIポート」、「ミニDisplayPort」、「Thunderbolt3(USB Type-C)ポート」、「外部グラフィックスポート(Alienware Graphics Amplifier を接続してグラフィックスパフォーマンスを強化します。)」がついています。

Macbook ProはUSB Type-Cポート4つとヘッドセットポートだけということを考えると、かなり充実したポートを備えていると言えますね。

ゲームに関する機能を集めたALIENWAREコマンドセンター

ALIENWAREコマンドセンターは、ゲーミングPCらしく様々な機能を集約しています。

例えば先程ご紹介した冷却機能ですが、こちらのALIENWAREコマンドセンターで6段階の調整が可能です。

また、音響効果はもちろんのこと、各ゲームごとにキーボードなどのLED色を変更できるなど、非常に細かいカスタマイズが可能です。主な機能は下記です。

  • FX:AlienFXゾーンを作成して管理します。
  • フュージョン:ゲーム固有の電源管理、サウンド管理、および温度管理の機能を調整することもできます。
  • 周辺機器の管理:Alienware Command Centerに周辺機器を表示し、管理することができます。主要な周辺機器の設定をサポートし、プロファイル、マクロ、AlienFX、ゲーム ライブラリなどの他の機能と関連づけます。

Tobii アイトラッカーで視線で操作できるのがすごい

今まで体験したことがなかったので新鮮だったのがこの「Tobii アイトラッカー」です。

ディスプレイ上部にあるカメラとは別に下側にもカメラがあったのですが、こちらがアイトラッキング用のカメラのようです。

実際に視線を動かしてみたのですが、顔を動かさずに目だけを動かした際にしっかり追従してくれていました。

これは例えばゲーム配信時に配信者がどこ画面のどこを見ているのかを視聴者に伝えることもできますし、目で見た箇所にカーソルを合わせるということも可能です。すごく近未来的な機能ですね。

ALIENWAREの惜しい点

いい部分だけでなく惜しい点もご紹介します。

充電器も本体もでかく重いため持ち運びにはあまり適さない

17インチということなので頻繁に持ち運ぶような方は15インチモデルを選択されると思いますが、充電器自体も結構な大きさです。

iPhone XSを載せてみましたが、約2倍ほどの大きさです。

本体も2.63kgと重いので、据え置き用途でなら良さそうです。

ファンがうるさいため静かな場所での使用は難しい

静音モードにすればいいのですが、Windowsの仕様のせいなのかファンが回る頻度が高いです。

そのため普通に作業していてもファンの音が気になることが多いです。また、最高速に設定すると扇風機でも回しているのかというぐらい大きな音がなります(笑)めったに最高速は使わないと思いますが、冷却性能に加えてある程度静音性も高くなるとゲームへの集中度も増すかなと考えています。

値段は高いのでコストパフォーマンスの点で行くと他社に分がある

ニコニコ大百科など様々なメディアで紹介されているように、日本国内メーカーのゲーミングPCでALIENWAREと同等のスペックを実現すると10万円以上の差が開くなどALIENWARE自体はコストパフォーマンスという視点で見るとよくないことが分かります。

https://dic.nicovideo.jp/a/alienware

ただし他社でALIENWAREと同等のゲームを快適にプレイするソフトが入っていたり、冷却性能があるかどうかといわれると難しいので、一概に同じとはいえないかもしれません。

XPS15よりも快適さは上です

以前お借りしていたXPS15もディスプレイがキレイだったり満足していましたが、起動速度やゲームの快適さなどの点でこのALIENWAREはかなり快適に感じました。

操作性はMacbook Proに慣れているのでトラックパッドの操作などはやりにくい印象でしたが、ゲームをするという目的であればMacbook Proよりも圧倒的に優れているのでスペアにほしいですね。

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