HIDIZS AP80 Pro-X レビュー|DAPもDACもこれ1つで!小型で持ち運びに便利なハイレゾプレイヤー

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HIDIZS AP80 Pro-X

本記事は、深センのオーディオメーカーHIDIZS(ヒディス)の開発した音楽プレイヤー、AP80 Pro-Xをレビューします。小型ながらESS 社製 ES9218P をデュアルで搭載し、迫力のあるサウンドを楽しめます。

こんにちは!音楽は有線派なたいしょん(@taishonpresso)です。

最近音楽を聴く時は、スマートフォンで聴いています。AirPods Proを含めて完全ワイヤレスイヤホンの質も上がっていますし、音楽配信サービスで気軽にたくさんの音楽を聴けるので便利ですよね。

とはいえ最近はワイヤレスというよりも有線で音楽を聴くことが増えまして、DACを買い足したり有線のヘッドホンを購入するなどむしろ専用機の方がいいんじゃないかと思うようになりました。

たいしょん

とはいえ専用機単体でもスマホと連携して使ったりオールインワンなものが欲しいんですよね。

今回はそんな欲張りな僕を満たせるような、機能満載の音楽プレイヤーを紹介します。その名もAP80 Pro-X。ざっくりできることはこんな感じです。

  • ハイレゾ音楽プレイヤー
  • ポータブルアンプ(Bluetoothでスマホと連携)
  • FMラジオ
  • 万歩計
  • 電子ブックリーダー

AP80 Pro単体で音楽を聴くこともできますし、Bluetoothでスマートフォンと接続して有線ヘッドホンも無線化できる、いたれりつくせりなプレイヤーです。

この記事でわかること
  • HIDIZS AP80 Pro-Xの特徴
  • HIDIZS AP80 Pro-Xの便利な使い方
  • HIDIZS AP80 Pro-Xの実際の使用感
AP80 Pro-X
総合評価
( 4 )
メリット
  • スッキリしたUIで操作しやすい。
  • アルミ合金のボディで所有欲を満たせる。
  • 音質はアンバランスで圧縮音源でも良好
  • スマートフォンとのBluetooth接続も良好
  • DAC機能でMacBookやiPadでも使える
デメリット
  • ボリュームノブが奥まっていて回しにくい
  • 歩数計や電子ブックリーダー機能はいらない
メリット
デメリット
  • スッキリしたUIで操作しやすい。
  • アルミ合金のボディで所有欲を満たせる。
  • 音質はアンバランスで圧縮音源でも良好
  • スマートフォンとのBluetooth接続も良好
  • DAC機能でMacBookやiPadでも使える
  • ボリュームノブが奥まっていて回しにくい
  • 歩数計や電子ブックリーダー機能はいらない
HIDIZS
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HIDIZS AP80 Pro-Xの特徴

HIDIZS AP80Pro-Xは旧機種のAP80を更に高性能にブラッシュアップし、ESS ES9218P DAC チップデュアルで使用することで、新たに2.5 ミリバランス出力を搭載したプレイヤーです。

さらに Bluetooth も AP80 Pro-Xの 4.0 から 4.2 へと変更し、Apt-X や LDAC に加え HiByUAT にも対応。小型・軽量はそのままに、より多くのイヤホンやワイヤレス製品と組み合わせお楽しみいただけます。

ESS 社製 ES9218P をデュアルで搭載

ESS 社製 ES9218P をデュアルで搭載し、パワフルなデコーディングを実現。SNR+130dB,DNR+121dBそして THD+N-114dB の高い性能を可能としました。

新たに 2.5mm バランス出力端子を搭載

従来の 3.5mm シングルエンド出力に加え 2.5mm バランス出力を追加。より幅広いイヤホンで音楽を楽しめます。

HiBy OS

Hiby 3.0 OS は、ソフトウェア開発において 10 年以上の経験を持つ HiBy 社により開発された世界的に高い評価を受けている音楽プレーヤーシステムです。UI が分かりやすく軽快に動作が可能な上、パワフルなサウンドで最高の音楽体験をお届けします。

Mage Sound 8-Ball Tuning(MSEB)

MSEB は、パラメトリックイコライザーと音場調整に基づく複数のアルゴリズムを組み合わせて設計されており、各バラメーターを調整することで最も満足のいくサウンドを作成します。

HiBy 社製 FPGA チップ HBC3000 搭載

専用FPGAチップHBC3000を搭載することで、マスタークロックによるデジタル音楽再生の精度を高め、クロックジッターを完璧に制御することができます。

Bluetooth4.2 を搭載

Bluetooth4.2 接続を新たに搭載。apt-X, LDAC,そして HiByUAT を利用でき、高品質なワイヤレスオーディオ再生をご提供します。

HiBy Link

HiBy Link を使用してスマートフォンから直接 AP80Pro を操作することが可能です。※スマートフォン側において HiBy Music アプリのご使用が必要です。

FM 機能

AP80Pro では引き続き FM ラジオ機能を備えており、お気に入りのラジオチャンネルを外出先で気軽に楽しめます。

たいしょん

仕様だけを見ても分かりづらいと思うので、ここからは実際に開封して実機をレビューしていきますね!

HIDIZS AP80 Pro-Xの開封レビュー

では、開封しながら本体や付属品を見ていきましょう。

HIDIZS AP80 Pro

付属品は下記のものが揃っています。

  • AP80 Pro-X本体
  • Type-C to Type-Aケーブル
  • Type-C to Micro USBケーブル
  • ユーザーマニュアル
  • 合格証
  • スクリーンプロテクター予備 x 2枚
  • ギフトカード
  • シリアルナンバーカード

AP80 Pro-X本体はすでに両面に保護フィルムが取り付けられており、親切な印象。

サイズは幅56.0mm、高さ61.3mm、厚み13.7mmで、手のひらサイズです。

スクロールできます
幅56.0mm
高さ61.3mm
厚み13.7mm

本体重量は実測値で72.01gでした。単2電池が69gぐらいなので、かなり軽いです。

AP80 Pro-X本体の右側面にはボリュームノブ、再生停止ボタン、スキップボタンがあります。左側にはSDXCカードの挿入口、下部には2.5mmバランス端子と3.5mmイヤホン端子、USB Type-C端子があります。

スクロールできます
右側
左側
下部
たいしょん

ボリュームノブの赤い差し色は男心をくすぐるかっこよさで、所有欲が満たされます。めっっちゃかっこいい!!!

HIDIZS AP80 Pro
赤の差し色がアクセントでかっこいい

HIDIZS AP80 Pro-Xの使用感レビュー

では、HIDIZS AP80 Pro-Xを実際に使ってみて感じた使用感をレビューしていきます。

スッキリしたUIで操作しやすい

HIDIZS AP80 Pro-Xは2.45インチという小さなディスプレイサイズながら、シンプルなUIで操作しやすいです。タッチスクリーンで直感的に操作できますので、iPod nanoのような感覚でサクサク操作できます。

HIDIZS AP80 Pro
シンプルで操作しやすいUI
たいしょん

ボタンも大きくて押しやすいです。

音質はアンバランスで圧縮音源でも良好

僕はハイレゾ音源を聴かないのでAP80 Pro-Xはオーバースペックかなと思いましたが、アンバランス接続で圧縮音源を聴いてもかなり分離感、迫力のある音質を楽しめました。ノイズもほぼ皆無で、これならバランス接続じゃなくても普通の3.5mm端子でも十分に感じました。

ヘッドホンのHD599を使用していましたが、ハイゲインで40%ぐらいでちょうどいい音量で出力も十分です。

3.5 ステレオ出力の仕様
  • 出力電力:70mW+70mW@32Ω
  • 周波数応答: 20-90000Hz
  • THD +ノイズ:0.0015%(1kHz)
  • SNR:119dB
  • ダイナミックレンジ:115dB
  • チャンネルセパレーション:70dB(1kHz, A-weight, Rated output)

イコライザーはもちろんのこと、MSEBという音自体の傾向を変える機能があり、音の温かみやボーカルの押し出し感などを調整できます。試しに「Overall Temperature」をCool/Brightに振ったところ、余分な付帯音がなく電子音楽にぴったりなクールなサウンドを体験できました。

イコライザーはプリセットから選択可能
MSEBで細かい音質設定が可能
たいしょん

同じイヤホン・ヘッドホンを使ってもより音の違いを楽しめます!

スマートフォンとのBluetooth接続も良好

HIDIZS AP80 Pro-Xは、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンともBluetoothで接続(Bluetoothレシーバー機能)して音楽を聴けます。Bluetoothで接続した場合イコライザーなどの機能は使えないものの、AP80 Pro-Xに内蔵されているアンプで音楽を聴けるので有線さながらの音質で楽しめました。

AndroidならLDACなどロスレス音源コーデックにも対応していますので、より高音質で聴けますね。

もちろん技適マークも取得しており、海外メーカーでも日本国内で合法的にBluetooth通信可能です。

技適マークとは?

一般に使用する無線機の殆どに特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)が付いています。
技適マーク付いていない無線機は、「免許を受けられない違法になる」恐れがありますので無線機を購入・使用する際は十分ご注意下さい。

参考:総務省ホームページ

DAC機能でMacBookやiPadでも使える

HIDIZS AP80 Pro-XはUSB DAC機能を搭載していますので、MacBookやiPadでもハイレゾDACとしても活用できます

DACとして使用可能

USBカードリーダーとしても使用できますので、SDカードを入れて追加のストレージとしての使用もありかもしれません。

USBカードリーダーとしても使用可能

HIDIZS AP80 Pro-Xの気になったところ(デメリット)

HIDIZS AP80 Pro-Xは音質など基本機能には満足していますが、使ってみて気になったところも紹介します。

ボリュームノブが奥まっていて回しにくい

個人的に、ボリュームノブが少し奥まっていて回しにくく感じました。指でしっかりつまんで回せば問題ないですが、片手で持って親指だけでボリュームノブを回すとうまく回ってくれません。

HIDIZS AP80 Pro
奥まっていて指で回しにくいボリュームノブ

実は電源ボタンと兼用になっていてその分若干ぐらぐらしているからかなとも思いましたが、片手でも回しやすくなるともっと便利かなと思いました。

歩数計や電子ブックリーダー機能はいらない

個人的に、歩数計や電子ブックリーダー機能はいらないと感じました。歩数計は面白い機能だと感じる反面、Appleのヘルスケアアプリと連携するわけでもないですし、スマートフォンを毎日持ち歩いている方にとって不要だと感じました。

また、2.45インチの小さな画面で電子書籍を読みたいかと言われると実用性に乏しく、それならまだスマートフォンで読んだほうがましです。

たいしょん

この2機能を削ればホーム画面もすっきりしそうですしね。

HIDIZS AP80 Pro-Xのレビューまとめ

今回は、HIDIZS AP80 Pro-Xをレビューしました。小型ボディにESS ES9218P DAC チップをデュアルで搭載し、出力も十分なDAPです。AP80 Pro-X単体で音楽を聴くのはもちろんのこと、BluetoothやUSB DAC機能を使ってスマートフォンやPCでも音楽をより高音質で楽しめます。

メリット
デメリット
  • スッキリしたUIで操作しやすい。
  • アルミ合金のボディで所有欲を満たせる。
  • 音質はアンバランスで圧縮音源でも良好
  • スマートフォンとのBluetooth接続も良好
  • DAC機能でMacBookやiPadでも使える
  • ボリュームノブが奥まっていて回しにくい
  • 歩数計や電子ブックリーダー機能はいらない
たいしょん

DAPもDACも欲しい!という方はぜひAP80 Proでまとめてみるのがおすすめです!

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