本記事では、台湾に本社を置くデルタ電子の急速充電器、「Innergie C6 Duo」をレビューします。
1ポートで最大60Wの急速充電に対応し、2ポートでも充電する機器によって「45W＋18W（合計63W）」「30W ＋30W」に自動で配分して充電可能です。
Innergieブランドでは「One For All 急速充電器シリーズ」として、1台で様々な機器の充電に対応できるモデルを5製品展開しています。
今回は、Innergie C6 Duoの特徴や外観、実際の給電テストで徹底レビューをしていきます。
- Innergie C6 Duoの特徴
- Innergie C6 Duoの使用感
- Innergie C6 Duoの実際の給電能力
ポチップ
Innergie C6 Duoの特徴・仕様
まず、Innergie C6 Duoの特徴・仕様を解説していきます。
- 2ポートともに最大60WのUSB PD充電に対応
- AirPods並のコンパクトさ
- 持ち運びに便利な折りたたみ式プラグ
2ポートともに最大60WのUSB PD充電に対応
Innergie C6 Duoは両ポートともに最大60Wの給電に対応（単ポート使用時）。また、同時充電時は充電する機器によって「45W＋18W（合計63W）」「30W ＋30W」に自動で配分して充電可能です。
PD（Power Delivery）とは、USB Type-Cコネクタに対応した給電規格のことです。 従来からあるUSBポート経由での給電が最大7.5Wなのに対し、最大100Wと大きな電力を供給できるのが特徴。 USB PD対応充電器なら、パソコンや液晶モニターといった大型機器にも急速充電がおこなえます。
ビックカメラ公式サイトから引用
AirPods並のコンパクトさ
Innergie C6 Duoは、AirPods並のコンパクトさで60W充電器の中では抜群の小ささです。
持ち運びやすさに優れています。
持ち運びに便利な折りたたみ式プラグ
Innergie C6 Duoのプラグは折りたたみ仕様で、バッグに入れてもかさばりにくいです。
仕様
| 入力 | 100-240V AC / 1.6A 50-60 Hz |
| 出力 | 5V DC/3A 9V DC/3A 12V DC/3A 15V DC/3A 20V DC/3A PPS 5V-11V/3A (合計出力63W) |
| サイズ & 重さ | 高さ 30.4mm（1.2インチ） 横幅 47mm（1.9インチ） 奥行き56mm（2.2インチ） 重量 140g（4.9オンス） |
| ポート | USB-C 2ポート |
Innergie C6 Duoの外観レビュー
では早速、開封しながら外観をチェックしていきましょう。
ロゴを含め白で統一されており、シンプルでおしゃれな外観ですね。
USBポートはUSB-Cが2ポート搭載されており、最大60WのUSB PD充電に対応しています。
電源プラグは折りたたみ式で、持ち運びに便利そうです。
大きさ
Innergie C6 Duoの大きさは、高さ 30.4mm、横幅 47mm、奥行き56mmでコンパクトです。
AirPods Proと並べても、ほぼ同じサイズに見えますね。
カードと比べても小さく、小さなバッグに入れて持ち運んでも大丈夫です。
重さ
重さは実測で135.16gです。
単1乾電池が約130gなので、60Wの2ポート充電器がこの軽さで使えるのは驚異的です。
Innergie C6 Duoの給電能力をテスト
ここからは、実際の給電能力をテストしてみましょう。
テストはルートアール USBチェッカー(RT-TC5VABK)を使って計測していきます。
MacBook Proの充電
まずは、MacBook Pro 14インチモデルを充電してみます。MacBook Pro 14インチモデルや13インチモデルに付属している充電器は67Wですが、60W前後あれば十分な電力です。
計測結果がこちらです。
結果は58.005Wで、60Wに近い電力が供給されていました。これなら十分ですね。
MacBook AirとiPad Proの同時充電
次に、MacBook AirとiPad Pro 11インチモデルを同時充電してみます。
MacBook Airは最大45Wの急速充電に対応しているので、45Wに近い数値が出ているとベストですね。iPad Proは最新の充電器が20W対応になっていますので、20W近い数値で給電できていれば最適です。
まず、MacBook Airの充電結果がこちらです。
検証の結果、42.056Wで充電できていました。最低でも30Wで充電できていれば十分なので、同時充電でこの数値ならMacBook Airに最適と言えます。
では、iPad Pro 11インチモデルの充電結果も見てみましょう。
結果は15.015Wでした。理論値の18Wまで出ていればベストですが、15Wでも十分な結果ですね。
たいしょんMacBook AirとiPadの同時充電もこなせます！
Innergie C6 Duoのレビューまとめ
Innergie C6 Duoをレビューしましたが、最大60WでMacBook Pro 14インチモデル（13インチモデル）の充電にも十分な電力でした。
2ポート同時使用でも「45W＋18W」に対応し、実際に充電のテストをしてもMacBook AirとiPad Proの充電に十分な結果となりました。
おすすめできる人・できない人
以上のレビュー結果から、Innergie C6 Duoをおすすめできる人、おすすめできない人はこちらです。
たいしょんAirPods並にコンパクトな60W充電器を探している方は、ぜひお試しください！
ポチップ
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