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【レビュー】寄れる物撮り最強マクロレンズ!M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroの魅力

カメラ・写真
この記事は約7分で読めます。

オリンパスを含むマイクロフォーサーズ規格のカメラは、フルサイズカメラに比べて多くの利点があります。

  1. 同じ焦点距離であれば、レンズをより小型に設計できる(焦点距離がフルサイズ換算で2倍になるため)
  2. ホコリがセンサーにつきにくい(そもそもセンサーが小さいことに加え、SSWFという他社では真似できない超高性能ダストリダクションが入っている)
  3. 最大撮影倍率がフルサイズ換算で2倍になるため、フルサイズカメラよりも被写体に寄れる。

この3つ目の「最大撮影倍率がフルサイズ換算で2倍になるため、フルサイズカメラよりも被写体に寄れる。」という強みは、マイクロフォーサーズユーザーであればよく実感していることだと思います。

例として、悪魔のレンズと呼ばれている「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」は最大撮影倍率0.6倍という仕様です。ズームレンズなのにめちゃくちゃ寄れます。ただし最近ガジェットレビューで物撮りを始めた都合上、より寄れるレンズが欲しくなってきました。

そこで今回、今年中で期限が切れるフォトパスポイントを使用して新しいマクロレンズを新調しました。今回は「M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro」の魅力をご紹介します!

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroの外観と仕様

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroは、「M.ZUIKO PREMIUM」というシャープさと柔らかいボケが楽しめる高画質単焦点レンズのシリーズに属しています。オリンパスの単焦点レンズは安くて小型軽量でかつ写りの良いレンズが多いですが、安価な単焦点レンズもこの「M.ZUIKO PREMIUM」に属しています。

小型軽量なのでPENなどにつけても取り回しがしやすいですが、OM-Dに装着しても高級感があり様になっています。

焦点距離30mm(35mm判換算60mm相当)
レンズ構成6群7枚(DSAレンズ1枚、EDAレンズ1枚、非球面レンズ1枚)レンズ構成図MTFチャート
フォーカシング方式ハイスピードイメージャAF (MSC)
画角40°
最短撮影距離0.095m
最大撮影倍率1.25倍(35mm判換算 2.5倍相当)
最近接撮影範囲13.9 x 10.4mm
絞り羽枚数7枚(円形絞り)
最大口径比F3.5
最小口径比F22
フィルターサイズØ46mm
大きさ 最大径×全長Ø57x 60mm
質量128g
同梱品レンズキャップ(LC-46)、レンズリアキャップ(LR-2)、取扱説明書、保証書
仕様表

魅力1:小さいものを寄って大きく写せるので物撮りが捗る

このレンズ最大の魅力はなんといってもマクロ性能です。PROレンズでさえ、ここまで寄れるレンズはありません。最大撮影倍率2.5倍と言われてもピンときませんよね。ではまずは下記の写真を御覧ください。

こちらはなにか分かりますでしょうか?実はイヤホンの本体なんです。

こんな感じで通常のレンズではありえないほど近づいて撮影しています。もっと作例を見てみたい方は下記の記事もごらんください。すべてM.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroで撮影しています。

ただ寄れるだけのレンズであれば物撮り最強なんて大げさなことは言わないのですが、なんといっても「M.ZUIKO PREMIUM」シリーズなだけあって解像感も非常に高いです。

どうでしょう、ピントの合っている部分はくっきりしていて、金属の質感も伝わってきます。また、深度合成というピント面の調整機能にも対応しているレンズです。被写体に近寄れば近寄るほどピント面が薄くなり本来ボケてほしくない部分までボケてしまうことがありますが、深度合成機能を使うことでボケと被写体の境界が分かりやすくなり、物撮りがしやすくなります。

【OLYMPUS】気になる機能を使って、撮影してみました | THE MAP TIMES

この画質が3万円以下で手に入るので、非常におすすめです。

あまりに寄れるので、普段は気にもとめないような水滴なんかも撮影したくなります。

魅力2:玉ボケがキレイで思わず写真を撮りたくなる

単焦点レンズは望遠レンズに比べて光学系がシンプルなため、歪が少なく玉ねぎボケ(光源が真円ではなく歪んだ円になる現象)が出にくい特徴があります。下記の作例は、玉ボケを意図的に出してみたものです。

絞りによっては少しカクついているところもありますが、比較的きれいな円形の玉ボケです。まだ試していませんが、夜景などイルミネーションを撮影してもキレイに撮れると思います。

これはオリンパス側でもこだわっているみたいで、製品ページでも下記のように紹介されていました。

また、マクロ域でも口径食がでにくい光学設計により、美しい円形ボケや前後のボケをつかった表現をお楽しみいただけます。

https://shop.olympus-imaging.jp/product-detail/index/proid/648289

魅力3:60mm相当のスナップレンズとしても使える

マクロレンズは寄れるレンズであるだけで、普通にスナップ用の単焦点レンズとしても活用することができます。このレンズの場合は、フルサイズ換算60mmのレンズとして使えます。

ただし、オートフォーカスはPROレンズと比べると遅いです。PROレンズが「シュッ」というオートフォーカスであれば、M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroは「ジワーーッ」という感じです。普通にスナップ用のレンズとして使いたいのであれば「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8」あたりがおすすめです。

もう少しな点:ブレやすい

このレンズの欠点というほどではないですが、初めてマクロレンズを使用した身から言うとOM-Dの手ブレ補正を持ってしてもブレやすいです。

冒頭にご紹介した写真も、小型三脚をつかってもブレることがありました。本当に若干ではあるのですが、大きく写せるということはその分僅かなブレでも大きくなるということですね。

経験上シャッタースピードは、1/100以上出せるのであれば手持ちでもブレの少ない写真が撮れます。とはいえF3.5ということでそこまで明るいレンズではないので、その分感度を上げないといけません。暗い場所でのマクロ撮影を行う場合は、それなりに腕が必要ということになりますでしょうか。

オリンパスといえば顕微鏡や内視鏡で世界的なシェアを誇っている光学メーカーですので、今後はブレにくいマクロレンズを開発いただけるとより撮影の幅が広がるかなと思います

はい、ここまで重箱の隅をつつかないと文句が言えないぐらい素晴らしいレンズです。今ではこのレンズが無いと物撮りをしたくないぐらい気に入っています。

このレンズをおすすめできる人

このレンズは、以下のような方におすすめできるレンズです。

  1. 物撮り用にかなり寄れるレンズを探している。
  2. 解像度が高く切れの良い写真が撮れるレンズを探している。
  3. 深度合成を使ってボケと被写体をコントロールしてみたい。
  4. 安いマクロレンズを探している。

レンズ自体は小さいのですが、マクロレンズということで被写体とかなり近づきますのでレンズフィルターは必ずつけておいたほうが良さそうです

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この記事を書いた人
たいしょん

岐阜のTECPRESSO株式会社でWebエンジニアとして働いています。
1992年生まれ。学生時代は野球と演劇をしていました。元技能五輪全国大会Webデザイン競技愛知県代表。
Apple製品をはじめとするガジェットやウェブサービス、デザインなどに関心があります。
特技は後悔のしない買い物術です。

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