最近私のブログ宛にお問い合わせが増えておりまして、メールを使用する機会も増えてきました。
しかし最近気づいたのですが、私から送信したメールがスパム扱いされたり、相手のメールボックスのスパムフィルターに引っかかりうまくメールが届いていないという事態が発生し始めました。
原因を探るとどうやらSPFレコードの設定がうまくされていないということにたどり着きましたので、今回はムームーメールでSPFレコードを設定する方法についてご紹介します。
SPFレコードとは?
まずSPF(Sender Policy Framework)とは、送信者のなりすましを防ぐための認証方式を指します。
例えば私のメールアドレスが、第3者の悪意を持ったユーザーによってスパムメールとして使われることも可能です。これを防止するために、「あなたのメールはここから送られていますよ」という意思表示をDNS上に記載することで不正利用で無いことを証明する必要があるのです。
また、自分で設定したメールアドレスでも利用するメール配信サービスやマーケティングオートメーションツールによってはスパム判定を受ける可能性があります。僕は今回まさにそうでした。
ですので、SPFレコードの設定は重要です。
どのようなときにスパム判定が来るか
私は世界中の企業様からお問い合わせをいただくのですが、中国やアメリカの方にはとりあえずメールは届いていました。しかし最近国内の企業様からご連絡をいただきまして、その際に送ったメールがスパム判定を受けていました。
どうやら国内企業様宛のメールフィルターは強力のようで、しっかりSPF設定をしていないとダメみたいですね。私の会社用メールアドレス宛に送信した場合も迷惑メールフォルダに入っていました。
ちなみにGmailには届きました。

ムームーDNSで設定をしましょう
では、ムームードメインで設定をしていきます。「ドメイン管理」の「ムームーDNS」を選びます。その後、対象のドメインで「変更」を選択してください。

次に、「設定2」に追加していきます。
種別は「TXT」を選んでください。
内容は、「v=spf1 include:_spf.muumuu-mail.com ~all」を入れてください。私の場合は、ムームーメールを使用しておりますのでこちらの設定を加えております。
ちなみにロリポップの場合は「v=spf1 include:_spf.lolipop.jp include:1lejend.com ~all」としたり、たのメールサーバーを使用している場合は「v=spf1 ip4:203.183.142.128/25 ip4:202.230.45.0/25 ~all」と記述します。
https://powerbiz.jp/abiz/spfrecord/archives/7771/

入力が完了したら、「セットアップ情報変更」を押して内容を保存してください。
これで設定完了です。試しに自分の会社用メールアドレスに送信したところ、迷惑メール判定されず送信できるようになりました。
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