この記事では、モップによる水引き・自動洗浄、吸引機能を持つロボット掃除機、TECBOT M1をレビューします。
ロボット掃除機は掃除を自動化できる便利な道具です。その反面、かゆいところに手が届かないことが多いです。
- 置き場所に気を遣う。
- 思った場所をピンポイントで掃除してくれない。
- メンテナンスが面倒。

TECBOT M1を実際使ってみて、かなりかゆいところに手が届くと感じました。
今回TECBOT M1の正規代理店の「MadSpaceJapan」様よりTECBOT M1をご提供いただきましたので、良かったところ、悪かったところも余すことなくレビューしていきます!


- TECBOT M1はどんな方に向いているのか?
- TECBOT M1はどんな悩みを解決してくれるのか?
- TECBOT M1を実際に使ってみてどうだったか?


- 業界初!水拭き掃除・洗浄もできて絨毯もそのまま吸引清掃できる
- リモコンでラジコンのように自由に操作できる
- 高スペックなのに充電ドックもコンパクトで置き場所を選ばない
- アプリでバーチャルウォールの作成・掃除状況の確認など様々な機能が利用可能
- 2cmの段差を超えられる=2cm以下の台座に乗り上げる
- ペアリングに時間がかかった
1分でわかるTECBOT M1の主な特徴
TECBOT M1の主な特徴を1分で読めるボリュームで凝縮してまとめました。
今だけ先着でMakuakeで39%オフですので、少しでも安く購入したい方はこの章だけお読みください。


モップの自動洗浄機能を本体に内蔵し、ゴミ吸引と水拭きに対応したコンパクトなロボット掃除機です。
最高4,000Pa(パチンコ玉を吸引できるぐらいの吸引力)で、微細なホコリも残さず掃除します。
TECBOT社は2019年に設立されたロボット掃除機専門メーカーで、「掃除をもっとラクに」をテーマに開発されています。



Pa(パスカル)は数値が大きければ大きいほど吸引力が強いです。
参考:大日本図書


ロボット掃除機は一般的に高機能であればあるほど充電ドックも大型化します。
しかしTECBOT M1はモップの洗浄機能、給水機能を本体に内蔵していますので、充電ドックがコンパクトに仕上がっています。



狭い部屋でも最高スペックのロボット掃除機が置けます!


ロボット掃除機を使った経験のある方は経験があるかもしれませんが、なかなかピンポイントで思い通りの場所を掃除してくれませんよね。
TECBOT M1はリモコンでラジコンのように操作できますので、自分が本当に掃除したかった場所のみを集中的に清掃できます。



ラジコン操作ならお子さんも遊んでくれそうですね!


一般的な水拭き清掃対応のロボット掃除機は、絨毯を濡らさないように絨毯を避けて清掃します。しかしそれではモップを一度外す手間が発生しますよね。
TECBOT M1は絨毯を検知すると、モップを自動的に本体に格納しそのまま吸引のみで清掃してくれます。



今までにない機能ですね!
カラーバリエーション
カラーバリエーションは「ブラック」と「ホワイト」の2色で、インテリアに合わせて選択できます。




どんな人におすすめ?
- 高機能でもコンパクトなロボット掃除機がほしい。
- 自分の掃除したい場所を自由にコントロールしたいので、ラジコン操作できるロボット掃除機がほしい。
- 水拭き清掃もしてしっかり汚れを落としたい。
一言で言えば、「掃除を楽しみたい方」におすすめです。
今なら一般販売予定価格95,000円のTECBOT M1が、39%オフの58,000円で購入できます!早いものがちですので、上記の特徴に少しでもピンときましたらぜひMakuakeのページをご覧ください。





次の章からは、より詳細なスペック紹介や検証をしていきます。実はAlexaにもアプリにも対応しているんです。
TECBOT M1の開封・付属品チェック
まずは開封していきます。箱を開けるとニコちゃんマークが迎えてくれます。




付属品はこちらです。


- 充電ドック×1
- サイドブラシ×2
- ロングサイドブラシ×2
- メインブラシ×1
- HEPAフィルター×2
- ローラーモップ×1
- リモコン×1 汚水タンククリーニングブラシ×1 カッター付きクリーニングブラシ×1 取扱説明書×1 クイックガイド×1 保証書×1
説明書やクイックガイドはすべて日本語です。元々海外で発売されていた商品ですが、説明書、本体のアナウンス音声含め日本語に対応しています。


リモコンが付属しており、こちらも各ボタンが日本語になっています。スマートフォンでの操作にも対応していますが、物理ボタン付きのリモコンのほうが個人的に操作しやすいので嬉しい仕様です。


リモコンは単4電池を使用します。


TECBOT M1の仕様
ここからは、TECBOT M1本体と充電ドックの仕様を見ていきます。
本体の仕様
仕様 | 内容 |
---|---|
サイズ | 350 x 350 x 118mm |
重量 | 約4.5kg |
吸引力 | 4,000Pa |
電池 | 14.4V/5200mAh |
動作音 | <65db |
動作時間 | 140〜160分 |
ゴミタンク容量 | 500ml |
浄水タンク容量 | 420ml |
汚水タンク容量 | 320ml |
乗り越えられる障害物の高さ | 20mm |
定格出力 | 36W |
今回「ホワイト」を選択しました。ロゴやLIDARレーザーヘッド周りにゴールドがあしらわれ、上品なデザインです。


四方の大きさは、Macbook Pro 15インチモデルの横幅と同じぐらいです。


上部には左から「開始/停止ボタン」「Wi-Fiシグナルランプ」「充電ボタン」があります。


上部のフタを開けると、「浄水タンク」と「ゴミタンク」があります。


水拭き掃除のときは、この「浄水タンク」に水を入れます。






サイドは壁センサー、前方レシーバーがあります。最近の自動車に搭載されているソナーの役割があります。


背面に汚水タンクがあります。水拭き用のモップを洗浄した際に、この汚水タンクに水が溜まっていきます。



個人的にここからのアングルがスター・ウォーズのダースベーダーみたいで好きです。


汚水タンクも取り外し可能です。モップに付着したゴミをしっかり落とすために、細かなブラシ形状になっています。


底はモップ、メインブラシ、サイドブラシがついています。取り外し可能で、メンテナンスをすることで長く使うことができます。
ローラーも大型で、2cmの段差も乗り越えられます。


モップは、飲食店で出てくるおしぼりのような素材です。


充電ドックの仕様
仕様 | 内容 |
---|---|
サイズ | 216 x 107 x 132mm |
定格入力 | 100〜240V 1A |
定格出力 | 19V 1A |
充電ドックは、本体側に機能が集約されている分コンパクトです。


背面にケーブルをまとめることができ、スッキリします。




TECBOT M1に感じた魅力
ここからは、実際に使ってみて感じたTECBOT M1の魅力をご紹介します。
水拭き掃除・洗浄もできて絨毯もそのまま吸引清掃できる
TECBOT M1は、業界初(2022年1月時点)の「モップ格納機能」を搭載しています。


少し補足しますと、従来の水拭き対応のロボット掃除機はモップを外すことでカーペットも掃除できるようになっています。


しかし、モップを格納できない従来のロボット掃除機は下記のような課題がありました。
- わざわざモップを外すのに手間がかかる
- 掃除済みで汚いモップに触れなければいけない
TECBOT M1は、前方のセンサーでカーペットを認識し、モップを格納することでカーペットを濡らすことなく掃除できます。





僕の部屋はカーペットを敷いているので、手間が減って助かっています。
日頃しっかり掃除しているつもりでしたが、ベッドの下など掃除しにくい箇所も徹底的に吸引清掃してくれるのでこんなにホコリが取れていました。


リモコンで自由に操作できる
TECBOT M1は、ロボット掃除機では珍しくリモコンによるラジコン操作に対応しています。
冒頭でもお話しましたが、通常ロボット掃除機はルートを自動で判断して進むため、融通が効きません。リモコンによるラジコン操作は、例えば明らかに目に見えて汚れている箇所だけを重点的にコントロールして掃除することが可能です。


付属のリモコンだけでなく、アプリでもラジコン操作が可能です。


ちょっとした障害物を置いて実際にラジコン操作をしてみましたので、ご覧ください。



ラジコン操作機能のないロボット掃除機は今後使えないぐらい、便利な機能です。
コンパクトで置き場所を選ばない
ロボット掃除機は、高スペックになればなるほど充電ドックも大型化します。つまりその分置き場所を確保する必要が出てきますが、できればスッキリさせたいですよね。
TECBOT M1は、高スペックにも関わらずエントリーモデル機並に充電ドックがコンパクトです。
以前レビューした、DEEBOT TURBOと充電ドックの大きさを比較してみました。DEEBOT TURBOは浄水タンクと汚水タンクが充電ドックに内蔵されていますので、その分大型です。サイズの差は一目瞭然ですね。


充電ドックがコンパクトなので、例えばベッドの下などちょっとしたスペースを活用できます。





機能はハイスペック、だけどサイズはミニマルにという方にぴったりです。
アプリでバーチャルウォールの作成・掃除状況の確認など様々な機能が利用可能
TECBOT M1は、「Tecbot Homeアプリ」を使用することで様々な機能を使用できます。
例えば下記のような機能です。
- 「この場所は掃除してほしくない」という箇所を指定できる。
- 「この場所は重点的に掃除してほしい」という箇所を指定できる。
- 「この時間に掃除をしてほしい」という設定ができる。
ロボット掃除機は「バーチャルウォール」という見えない壁を作り出す機能がありますが、エントリー機種はバーチャルウォールを作る機器が別途必要です。
TECBOT M1は、部屋の間取りをスキャンしてアプリ上で表示してくれるので、その地図上で設定可能です。







マップも正確で直感的に設定できます。
掃除スケジュールの設定も可能で、下記イメージのように「朝7時から掃除を開始する」といった予約も可能です。





目覚まし代わりにいいかも。
掃除の状況もアプリ上で把握でき、下記のように掃除済みの部分は赤く表示されます。
ルートも線で表現されており。隅々まで掃除できていることが分かります(机などの家具があるので、その部分は通過していません)。




気になったところ
TECBOT M1は気に入っていますが、使っていて感じた気になったところもご紹介します。これが許容できればかなり満足できます。
2cmの段差を超えられる=2cm以下の台座に乗り上げる
TECBOT M1は2cmの段差まで乗り越えられます。これは一見メリットに見えますが、デメリットにもなります。
まずは以下の画像をご覧ください。





やめてくれぇぇえええ!!!
テレビ台の台座を乗り越えようとしたのです。テレビ台だけではなく、電動昇降デスクの脚など2cm以下の高さの台座は問答無用に乗り越えようとします。
対処法もあり、前章でご紹介した「バーチャルウォール」機能を使って立ち入り禁止にすれば大丈夫です。または、2cm以下の台座をそもそも置かないようにしましょう。
ペアリングに時間がかかった
僕の個体だけかもしれませんが、スマートフォンとのペアリングに時間がかかりました。具体的には、アクセスポイントとして「SmartLife-XXXX」という項目が表示されるはずが、表示されないという状態です。
サポートの方に相談したところ、下記のように回答いただきました。



1、Wi-Fi接続する際、『5GHz』ではなく『2.4GHz』を選択してください。
2、①本機下のモップ横の電源スイッチを一旦OFFにし、その後またONにしてください。
②リセット後、『ピー』と音が鳴るまで本機のスタートボタンを3秒長押ししてください。(※『ピーと音が鳴った後、指を離してください』)
③スマホ画面の『次へ』をタップします。
④その後、本機に搭載されているWi-Fi部分が点滅するので、スマホ画面にてペアリングの操作をしてください。
これでもペアリングできなかったのでいろいろ試したところ、ペアリング時に充電ドックから本体を離すことでペアリングできるようになりました。



サンプル品独自の個体差かもしれませんね。
まとめ:高スペックかつミニマルで床掃除が楽しくなるロボット掃除機
TECBOT M1は、水拭き・モップ洗浄も本体ででき、高機能であるにも関わらず充電ドックを含めミニマルに仕上がっています。そのため置き場所を選ばず、部屋が狭くても安心です。
ラジコン操作による掃除は掃除というより遊びに近く、自分の指示で動かせるので楽しく清掃できました。お子さんと一緒に楽しめますね。
アプリによるバーチャルウォールの設定やマップの管理など、他社の高機能モデルに匹敵する性能を持ちます。そんなTECBOT M1が、今ならMakuakeで39%オフの58,000円で購入できます。特に「楽しく掃除をしたい」という方はぜひご検討ください。



下記の魅力や気になったところもぜひ参考にしてくださいね。


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