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Marshall MOTIF II A.N.Cを実機レビュー!真空管アンプのような迫力のサウンドを楽しめるANC完全ワイヤレスイヤホン

ジミヘンやエリック・クラプトンなど、偉大なアーティストを支えた真空管アンプといえばMarshallです。ギタリストの憧れですよね。そんなMarshallから、新しいノイズキャンセリング機能つき完全ワイヤレスイヤホンが登場しました。その名はMOTIF II A.N.C

実は筆者は、2011年にMarshall Majorの初代モデルを愛用しており、真空管アンプのような温かみのある音色に惹かれ毎日音楽を楽しんでいました。

Marshall Majorの初代モデル
たいしょん

今回提供いただいたMOTIF II A.N.Cも同じく真空管アンプのような温かみのある音を再現しているとのことで、実際の使用感など徹底レビューしていきます!

MOTIF II A.N.Cの主な特徴
  • クリアでバランスの取れたサウンドを再生できるように精密に設計。ポケットサイズながら、いつでもコンサートと同じクオリティのサウンドが手軽に体験できます。
  • 改良されたアクティブノイズキャンセリングとアプリを使用してお好みのサウンドを手にできます。通話時は、トランスペアレンシーモードに切り替えて外音を取り込み調整してください。デュアルマイクビームフォーミングとAI ベースのノイズリダクション機能を搭載し、明瞭な通話が可能です。
  • Marshallのシグネチャーサウンドをどこでも気軽に持ち運びましょう。Motif II A.N.C. は前作よりも最大再生時間が 約10 時間長くなりました。1 回の充電で約6 時間、充電ケースを使用して、最大約30 時間の音楽再生が可能です。
  • 新しいBluetooth テクノロジー、LE Audio に対応できるように設計しています(対応に向けて準備中です)。LE Audio は、より高品質なオーディオを提供するだけでなく、ストリーミング範囲を拡大し、オーディオ同期を改善し、ビデオ視聴時の接続を向上させます。
  • ケースとイヤホンは、使用済み電子機器、水筒、自動車のライトカバーなどリサイクルプラスチックを70% 使用して作られています。また、バッテリーの保存性も向上し、イヤホンの寿命が大幅に延長されます。
MOTIF II A.N.C
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • Marshallの真空管アンプを模したデザインで所有欲を満たせる。
  • 5gを切る軽さで快適な装着感。
  • カスタマイズの自由度が高いタッチコントロール。
  • ワイヤレス充電可能でケーブルいらず。
  • マルチポイント接続対応で2台のデバイスと同時接続できる。
  • ANC機能付きで効果の調整もできる。
  • 初代モデルから10時間伸びた30時間の長時間バッテリー。
デメリット
  • カラーバリエーションがブラックしかない。

この記事は、Marshall様より提供いただき作成しています。

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MOTIF II A.N.Cのパッケージ・外観

パッケージ内容

では、パッケージを開封して付属品をチェックしていきましょう。MOTIF II A.N.Cは下記の付属品が同梱されています。

  • 充電ケース
  • イヤホン本体
  • イヤーチップ(S,M,L)
  • USBケーブル
  • クイックスタートガイド
MOTIF II A.N.Cの付属品

USBケーブルはType-AとType-Cになっており、高速なUSB PD充電には対応していない仕様です。ただデザイン性にこだわっており、端子部分がギターのシールドプラグのようにギザギザしていておしゃれですね。

MOTIF II A.N.CのUSBケーブル

外観レビュー

MOTIF II A.N.Cの外観を見ていきますが、もうメッチャクチャカッコいい。Marshallといえば真空管アンプですが、アンプの革張りを再現しており手で持った時に革のザラッとした感触が所有欲を満たしてくれます。滑りにくいので、落としにくいのもいいですね。

MOTIF II A.N.Cの充電ケース
革張りの外装、ボタンもかなり凝っており持つことの喜びを感じられるデザイン

充電ケースの下部にはUSB-Cポートがあり、ここから有線で充電可能です。

MOTIF II A.N.Cの充電ケースの底

イヤホン本体もかなりかっこいいです。柄の部分はギターのシールドプラグを模したような金属の質感で、さすがギタリストに愛されるMarshallって感じです。本体はツヤ消し塗装で、上品です。

MOTIF II A.N.Cのイヤホン本体

柄の先端部分はゴールドで、こちらもMarshallの真空管アンプを思わせるようなデザインでいいアクセントになっています。

MOTIF II A.N.Cのイヤホン本体

イヤホンのステムは下記のイメージのような形状です。経が大きめですが、一般的なイヤピースでも使用可能なサイズですね。自分にあったイヤピースを使って音質の変化も楽しめそうです。

MOTIF II A.N.Cのイヤホン本体

重量

MOTIF II A.N.Cの重量は、イヤホン本体が4.55g、ケース単体で47.11gでした。イヤホン単体で5gを切るのはかなり軽量な部類で、金属の重厚なデザインとは対象的に軽さも魅力に感じました。

MOTIF II A.N.Cのイヤホン本体の重さを測っている
MOTIF II A.N.Cの充電ケースの重さを測っている

MOTIF II A.N.Cの使用感レビュー

では、早速MOTIF II A.N.Cを実際に使ってみた使用感をレビューしていきます。

装着感は軽くていい感じ

4.55gとかなり軽量なイヤホンですが、装着感もかなり軽くいい感じです。ブラックのボディにマーシャルの白地の「M」マークが映えるデザインで、ファッションとしてもおしゃれですね。

MOTIF II A.N.Cを装着している画像

タッチコントロール対応で便利

MOTIF II A.N.Cは、イヤホンのロゴ部分をタッチすることで音楽の再生や通話の操作が可能です。つまり、スマートフォンをバッグから取り出すこと無く基本的な操作が可能です。

MOTIF II A.N.Cを装着している画像
タッチ感度は良好でスムーズに操作できました

Marshall Bluetoothアプリを使用すれば、タッチコントロールのカスタマイズも可能です。タッチコントロールは「標準」「ミニ」「オフ」の3つから選ぶことができ、タッチ操作のジェスチャーを絞りたい方にもぴったりな仕様です。また、タッチ操作の割当も変更でき例えばイコライザーの切り替えもタッチ操作でできるようになります。

MOTIF II A.N.Cのタッチコントロール設定
MOTIF II A.N.Cのタッチコントロール設定
たいしょん

タッチ操作のカスタマイズの自由度はトップクラスですね。

音質は楽器を引き立たせるチューニングでロックにぴったり

では、実際にMOTIF II A.N.Cの音質を検証してみましょう。プレイヤーには、iPhone 15 Pro、アプリはYouTube Musicを使用しました。

MOTIF II A.N.CをiPhoneと接続

Marshallといえばロックということで、アニメ「BLEACH」の主題歌にもなったmiwaさんの「chAngE」を聴いてみました。この時にmiwaさんが使っていたギターがGibsonのJoan Jett Blackheartなのですが、ディストーションをかけたイントロ部分の演奏がかなりぐっと押し出してきて「さすがロックのMarshall」と感じさせるサウンドに仕上がっていました。ボーカルというよりも楽器を引き立たせるチューニングで、高級機で高解像サウンドに慣れた方はこの押し出し感のある音がクセになってハマるかもしれません。

音質の設定はMarshall Bluetoothアプリででき、5バンドによるカスタム設定やプリセットから選ぶ方式になっています。タッチ操作でイコライザーの1と2を切り替えて呼び出せますので、音の変化を気軽に楽しみたい方はかなりマッチするイヤホンです。

MOTIF II A.N.Cのイコライザー設定
MOTIF II A.N.Cのイコライザー設定
たいしょん

ロックやメタルを聴く方はかなりおすすめです!

ANC機能

MOTIF II A.N.Cは名前の通りANC(アクティブノイズキャンセリング)機能を搭載していますので、屋外で音楽に集中したい時に便利です。Marshall Bluetoothアプリを使用すれば、ANCレベルをスライド操作で変更できますので歩いている時は少しANCの効きを弱めたいなど自由度が高いです。

MOTIF II A.N.CのANC設定

実際に屋外で歩いて使ってみましたが、車の「ゴォォーーッ」という断続的な低周波をしっかりカットしてくれました。それでいて人の声はあまりカットしないので、電車に乗っているときのアナウンスを聞き漏らす心配もありません。

Qiによるワイヤレス充電が便利

MOTIF II A.N.Cは、Qiによるワイヤレス充電に対応しています。実際にNATIVE UNIONのワイヤレス充電器に載せてみましたが、充電ケースに緑色のランプが点灯し充電が始まりました。約15分で1時間の音楽再生が可能なので、急なバッテリー切れでも安心して使えますね。

MOTIF II A.N.Cのワイヤレス充電
たいしょん

ケーブル入らずで置くだけなのでかなり快適です!

2台のデバイスに同時接続できるマルチポイント機能に対応

MOTIF II A.N.Cはかなり最近のトレンドを抑えており、なんとマルチポイント機能に対応しています。つまり、2台のデバイス(例えばPCとスマホ)を同時に接続し、自動で切り替えてくれるわけです。普通なら2台目の機器に接続する場合は、片方の機器との接続を解除してからじゃないとできませんが、マルチポイント接続なら音楽が鳴ったデバイスを自動で判別し切り替えてくれます。

2台目のデバイスに接続する時は、充電ケースのボタンをLEDランプが青色に点滅するまで長押しし、2台目のデバイスでペアリングをするだけです。

実際にマルチポイント接続を試してみましたが、iPhoneとMacBookで無事に同時接続できました。

MOTIF II A.N.Cのマルチポイント接続
たいしょん

仕事でPCとスマホの2台で連絡をやり取りする方はかなり便利ですよ!

MOTIF II A.N.Cのデメリット

MOTIF II A.N.Cのデメリットは、カラーバリエーションがブラックしかないことです。最近ではファッションに合わせて好みの色が選択できるモデルが多いですが、現状ブラックのみなのでホワイトモデルもあった方がいいかなと思いました。

たいしょん

Marshallのワイヤレススピーカーにはホワイトモデルもあったので、ぜひ出してほしいです!

まとめ:小型ながらマーシャルサウンドを十分楽しめる製品

MOTIF II A.N.Cはデザインからロックなカッコよさを漂わせており、音質も楽器を引き立たせるパンチのあるチューニングでした。また、ワイヤレス充電やマルチポイント接続、ANC機能など最近の完全ワイヤレスイヤホンのトレンドもしっかり押さえており、バランスの取れた機種です。

たいしょん

マーシャルファンはもちろんのこと、音楽好きでかっこいいデザインの完全ワイヤレスイヤホンがほしい方はぜひ一度お試しください!

MOTIF II A.N.C
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • Marshallの真空管アンプを模したデザインで所有欲を満たせる。
  • 5gを切る軽さで快適な装着感。
  • カスタマイズの自由度が高いタッチコントロール。
  • ワイヤレス充電可能でケーブルいらず。
  • マルチポイント接続対応で2台のデバイスと同時接続できる。
  • ANC機能付きで効果の調整もできる。
  • 初代モデルから10時間伸びた30時間の長時間バッテリー。
デメリット
  • カラーバリエーションがブラックしかない。

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