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TP-Link Archer AX73レビュー!縦置きもできる、楽天ひかりのIPv6(クロスパス)対応の高コスパWi-Fi6ルーターの決定版

5.0
PC周辺機器・アクセサリー
この記事は約18分で読めます。

先日、ついに念願の楽天ひかりを開通しました!楽天ひかりは次世代規格の「IPv6」に対応しており、回線の混雑を回避しつつ高速なインターネット環境を実現しています。

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しかし、使用するには「IPv6」に対応しているルーターが必要です。新規格ということもあり対応製品も徐々に増えているのですが、その分価格は高くなりがちです。

今回は圧倒的な機能性と使い勝手を持ちながら、リーズナブルな価格を実現しているWi-Fi6ルーター、「Archer AX73」をレビューしていきます。結論としては、迷ったら買いなWi-Fiルーターに仕上がっていると感じました。

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本記事はTP-Link様よりサンプル品をご提供いただき作成しています。

TP-Linkとは?

もしかしたら聞き慣れないメーカーかもしれませんので、少しだけTP-Linkはどのような会社なのかもご紹介します。

TP-Linkは中国深センに本社を置くグローバル企業で、世界42ヶ国に直営子会社や支社を展開しています。日本に進出したのは日本法人の「TP-LINK JAPAN INC.」を設立した2015年で、2016年からアマゾンジャパンや楽天市場などで販売を開始しました。

無線LANルーターの世界シェアNo.1で、今年は日本でもBCNランキング2021年上半期で1万円以下Wi-Fi 6ルーターシェアでNo.1を達成しています。

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ハイスペックな製品を手頃な値段で提供しているTP-Linkは、製品の開発を自社のみで完結できるため余計なコストが発生しない、かつユーザーからのフィードバックも迅速に製品に反映できる開発力を兼ね備えています。ある意味、Appleみたいですね。「ユーザーからのフィードバックを常に重視して製品開発に取り入れる一方、革新的な技術の開発に妥協なしのコミットメントをする。」これがTP-Linkの企業文化です。

デザイン性も高く、「グッドデザイン賞」や「reddot」、「iF デザインアワード」など世界的に権威のあるデザイン賞も受賞しています。

会社紹介 | TP-Link 日本
about

以上を踏まえ、TP-Linkの強みは下記です。

  1. 世界シェアNo.1
  2. 自社で製造を完結できるためコストを抑え高性能な製品を安く提供できる
  3. デザイン性が高い

開封の儀

それでは、まず開封していきます。

Archer AX73

パッケージには、AX73の魅力が余すことなく紹介されています。

Archer AX73

白い箱を開けると、ルーター本体とACアダプタが見えます。

Archer AX73

内容物はこちらです。

内容物
  • Archer AX73 本体
  • ACアダプタ
  • LANケーブル(カテゴリ5e)
  • かんたん設定ガイド
  • Wi-Fi情報カード
  • カスタマーサポート連絡先窓口カード

はじめから1Gbpsの高速通信に対応するカテゴリ5eのLANケーブルが付属しています。

外観チェックと製品仕様

では、開封後の外観チェックと製品仕様をご紹介します。

Archer AX73

放射状にのびるアンテナと、鱗のような天板が特徴的です。

Archer AX73本体
Archer AX73天板
Archer AX73背面
背面
Archer AX73スタンド

インターフェースは、側面にUSB 3.0×1が、背面には全て1Gbps対応のLAN×4ポート、WAN×1ポートが配置されており、過不足のない印象です。ルーターとしては珍しく、LEDのオンオフスイッチがあるのがポイントが高いですね。後述しますが、Alexaによる音声コントロールでもLEDのオンオフが可能です。

Archer AX73 LED

正面には、LEDがついています。

仕様内容
参考価格(Amazon.co.jp)1万3,600円
CPUトリプルコア、1.5GHz
メモリ512MB
Wi-Fiチップ(5GHz)
Wi-Fi対応規格IEEE 802.11ax/ac/n/a/g/b
バンド数2
160MHz幅対応
最大速度(2.4GHz)574Mbps
最大速度(5GHz-1)4804Mbps
最大速度(5GHz-2)
チャネル(2.4GHz)1~13
チャネル(5GHz-1)W52/W53/W56
チャネル(5GHz-2)
新電波法(144ch)×
ストリーム数6
アンテナ外付け
WPA3
IPoE IPv6
DS-Lite
MAP-E
WAN1Gbps×1
LAN1Gbps×4
USBUSB 3.0×1
動作モードRT/AP
ファームウェア自動更新
本体サイズ(幅×奥行×高さ)272.5×147.2×49.2mm

ルーターと楽天ひかりのIPv6(DS-Lite)の初期設定方法

次に、実際にWi-Fiとして使用するための初期設定を行います。今回はiPhoneアプリの「TP-Link Tether」をインストールしてクイック設定してみます。

タイムラインのタイトル
  • STEP1
    スマートフォンアプリ「TP-Link Tether」のインストール
    TP-Link Tether

    まずは、iPhoneであればApp StoreAndroidであればGoogle Play Storeから「TP-Link Tether」をインストールしましょう。検索をする際は「tp」とだけ打っておくとすぐに検索できます。

  • STEP2
    Wi-Fiに接続する

    次に、Wi-Fiに接続します。ONUから電源のついているAX73の「WAN」にLANケーブルを接続している状態であれば、すぐに探すことができます。

    2.4GHz帯と5GHz帯のネットワークがありますね。初期の状態ではまだパスワード設定できないので、下記イメージのように本体にある製品ラベル、あるいは付属していた「Wi-Fi情報カード」に記載のパスワードを使用して接続をしましょう。

  • STEP3
    TP-Link Tetherを開く

    Wi-Fiに接続が完了したら、先程インストールした「TP-Link Tether」を開きます。すると、「マイデバイス」に「AX73」が追加されています。

  • STEP4
    ローカルアカウントの作成

    マイデバイスに追加されると同時に、「ローカルアカウントの作成」に移ります。これは「AX73」の管理画面にログインする際に必要になります。

  • STEP5
    接続タイプの選択

    次に「接続タイプ」を選択します。僕の場合はすでに「DS-Lite」が設定されていました。「自動検出」というボタンがあるので、接続されている回線の情報を予めAX73側で読み取って設定してくれているということですね。

  • STEP6
    AFTR名を入力

    次に、AFTR名を入力します。楽天ひかりの場合は、「dgw.xpass.jp」と指定します。

  • STEP7
    Wi-FiのSSIDとパスワード設定

    次に、Wi-FiのSSIDとパスワードを設定していきます。

    2.4GHz帯のWi-Fiネットワークを設定する際に「スマートコネクト」という選択肢が出てきます。

    これは説明にある通り2.4GHzと5GHzのネットワークを1つのSSID、パスワードで使用でき、速いほうが優先して接続されるものです。

    一見便利そうに見えますが、冷静に考えれば2.4GHz帯しか対応していない機種(エアコンやスマートスピーカーなど)で正常に接続できなくなる可能性があるため、僕はオフにしています。

  • STEP8
    アップデート時間を設定する

    最後にルーターの自動アップデート時間を設定します。手動でアップデートをすると重要なセキュリティーアップデートや機能改善アップデートを忘れてしまうので、自分がインターネットを使わない時間帯に設定しておきましょう。

  • STEP9
    完了!

    これで初期設定は完了です。設定を適用完了後、AX73を選択すると先程設定したSSIDが反映されています。

僕が今まで使用してきた国産メーカーのルーターは、説明書を見ながらどの設定項目が管理画面のどこに書いてあるのかを確認する必要があったりしたので、結局面倒になりしっかり設定していない項目もありました。

しかし「TP-Link Tether」を使用した初期設定では、各Wi-FiのSSIDやパスワード設定だけではなく、IPv6接続のための設定、アップデートの時間設定など、普通であれば見落としがちな部分もステップを踏んで設定できるので、初心者の方や説明書をよく読まずに設定してしまう方にはかなりおすすめです。

AX73の魅力

では、ここからはAX73の持つ魅力についてご紹介していきたいと思います。

イマドキな高速通信規格に対応

AX73は、次世代の高速通信規格に対応しています。

1つ目が、Wi-Fi6(11ax)です。

Wi-Fi6とは、従来のWi-Fi5(11ac)より約1.4倍高速で、かつ「直交周波数分割多元接続(OFDMA)」という技術が採用されており、多台数の機器が同時にWi-Fiにつながっている状態でも、通信の順番待ちが発生しないので快適なWi-F規格です。これにより、AX73は最大4804Mbps (5GHz)の高速通信を実現しています。

しかもスマートフォンなど子機側のバッテリー消費を抑える「TWT(Target Wake Time)」という技術が採用されているため、子機の通信状態をスリープさせることで消費電力を抑えることが可能です。

もちろん子機側もWi-Fi6に対応している必要があり、iPhoneもiPhone11からWi-Fi6に対応しています。僕の所有しているM1チップのMacもWi-Fi6に対応しているため、この恩恵を受けることができます。

2つ目が、IPv6 IPoE/IPv4 over IPv6接続方式です。

僕の契約している「楽天ひかり」では、DS-Liteを使用したIPv4 over IPv6接続に対応しています。従来のIPv4 PPPoEでは、1ギガ (1,000Mbps)回線であっても利用者が多い夜間の時間帯などに、速度が10Mbps以下となるケースも珍しくありません。

IPv6では、まだ利用している人が少ないということもあり混雑を回避できるので、IPv4よりも快適にインターネット通信を行うことが可能です。

AX73は「IPv6 ハードウェア・アクセラレーション」を搭載しているため、さらに高速化が期待できます。対応している方式は、下記の3つです。

  • v6プラス
  • OCNバーチャルコネクト
  • DS-Lite
IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)対応確認済みリスト | TP-Link 日本
IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)対応確認済みリスト

個性的なデザインとパフォーマンスを最大限に活かす構造の両立

AX73を見てまず感じたのが、「強そう」ということです。放射状に飛び出すアンテナがまるで豊臣秀吉の甲冑みたいですね。

豊臣秀吉と甲冑
派手好きというイメージが定着している「豊臣秀吉」。意匠を凝らした甲冑が多数作られた安土・桃山時代においても、豊臣秀吉所用とされている甲冑は際立つ存在であり、その多くに派手なデザインと色使いが用いられています。今回は、豊臣秀吉と甲冑にまつわる話をご紹介します。
Archer AX73

実はアンテナがルーター内にある製品とAX73のように外にアンテナが出ている製品を比べると、外にアンテナが付いている製品のほうがより電波の範囲を広げることができるという特徴を持っています。そういえば携帯電話の基地局とかも外側にアンテナが付いているものが多いですね。

後述しますが、障害物に弱いと言われている5GHz帯の電波が1階のトイレまで届くのはびっくりしました。また、各アンテナは可動するので電波の指向性も調整可能です。ビームフォーミングという端末に対して直接強い電波を送り届ける技術と4T4Rという通信を行う帯域の拡張を行う技術との組み合わせで、かなり広範囲かつ高速な通信が可能になっています。

そして魚の鱗のような天板ですが、じつは底の部分も同じように穴が空いており、高い放熱性を確保しています。

Archer AX73天板
Archer AX73背面

本体を耳に近づけると音がしないのでファンは内蔵していないと思いますが、熱が高くなると動作クロックを下げて処理が遅くなってしまうので、そのあたりも配慮して熱がこもらない構造を採用している部分はナイスですね。

スタイリッシュで見やすい管理画面

国内メーカーのルーターを2社使用してきて思うのが、管理画面が20年ぐらいのWebサイトかよってぐらいイケていない物が多いです。明朝体を使っていたりレスポンシブ対応(スマホやタブレットなどに適したレイアウトでページを表示させる技術)していないなど、明らかに使い勝手を考慮していないというのが残念でした。

その点で言えば、AX73に限りませんがTP-Linkさんのアプリは非常に見やすく使い勝手が良い印象です。イラストも可愛いですし、文字も読みやすい、かつ細かいアニメーションも心地よく、このあたりがユーザーの声をしっかり反映して作り込んだ部分に感じました。

細かい設定を行う場合はアプリではなくWeb側の管理画面に入る必要があるなど若干手間に感じる部分はあるものの、Web側の管理画面もアプリ同様見やすくスマートフォンなどにも適したレイアウトで表示されるので、最近の使用環境にもしっかり適用してきている印象です。

スタンドで縦置きも可能

AX73は、別途専用スタンドを使用することで縦置きも可能です。

Archer AX73スタンド
Archer AX73スタンド

スタンドの各所には滑り止めが施されています。

TP-Link 無線LANルーター専用 縦式 シンプル スチールボディ ルーター用スタンド Router Stand ブラック
TP-LINK
¥800(2021/08/09 10:08時点)
[特徴] TP-Linkの無線LANルーターを縦置きにできる便利かつシンプルなスタンドです。

奥行きは7cmです。平置きの27cmよりも圧倒的に奥付きがスリムになるので、スペースが狭い場所に置く場合は縦置きがおすすめです。

ONUと接続
各インターフェースにアクセスしやすい

縦置き設置には、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリット
  1. 各端子やボタン類のアクセスがしやすくなる
  2. 設置スペースを確保しやすくなる
  3. 通気性がよくなり放熱性が高まりそう
デメリット
  1. 別途スタンドが必要
  2. LEDランプが見えなくなる

ちなみに今回は試せませんでしたが、壁掛けにも対応しています。様々な使用状況にも対応できるよう配慮されている製品だと感じました。

OneMeshに対応

OneMeshとは、TP-Link独自のメッシュWi-Fiの仕組みです。対応する中継機を使用することで、より広い範囲に電波を届けることが可能です。

一般的な中継機を用いたメッシュ化は、どうしても中間部分で途切れる場合があります。

それがOneMeshの場合、シームレスに通信範囲を広げるので途切れることもなく快適に通信範囲を広げることが可能です。

OneMeshについては次回中継機のレビューをしますのでそこでより詳しく解説しますが、繋がりやすさだけでなくアプリ上での管理のしやすさも考えられた規格だと感じました。

ちなみにルーター同士のOneMeshの組み合わせには対応しないので、中継機が必須です。

OneMesh | メッシュWi-Fiの新しいカタチ | TP-Link
OneMeshは機器すべてを入れ替える必要がないので、導入しやすく拡張性も非常に高い新しいメッシュWi-Fiの在り方を提案します。

OneMesh対応の中継機もレビューしましたので、こちらもご参考までに。

Alexaに対応

AX73は、AmazonのAI、Alexaにも対応しています。実は国内の主要メーカーはほとんどAlexaに対応していないので、グローバルメーカーならではの機能とも言えます。AlexaはTP-Linkアカウントと紐付け、TP-Linkルータースキルを有効にすることで音声コントロールをすることが可能です。

例えば、寝室にルーターを置いていてLEDインジケーターのライトを消したいという場合、アプリからいちいち設定するのは面倒ですよね。そんな時に下記のようにAlexaに話すとLEDを消灯してくれます。

点灯している各種ライト
たいしょん
たいしょん

アレクサ、ティーピーリンクを使ってルーターのライトを消して

消灯しているライト

その他にも、下記の指示を声で出すことができます。

使用可能なAlexaインテグレーション

アレクサ、ティーピーリンクを使ってゲストネットワークをオンにして

アレクサ、ティーピーリンクを使ってルーターのライトを消して

アレクサ、ティーピーリンクを開いて新しいデバイスをつなげて

アレクサ、ティーピーリンクを開いておやすみモードにして

アレクサ、ティーピーリンクを開いてスピードテストをして

スピードテストなどはPCを開いている状態であればわざわざ音声コントロールで指示しないと思いますが、わざわざアプリを立ち上げて設定しなければできないような設定をAlexaに話しかければ変更できるので、なかなか便利な機能です。

簡易NASやTimemachineのバックアップ先として使用可能

AX73は、簡易NASとしても使用可能です。しかもMacの場合は「Timemachine」にも対応しているので、バックアップもNASで可能です。外付けストレージをMacに直接繋ぎたくない派としては嬉しい仕様ですね。

本体側面にUSBポートがあるので、こちらにUSBメモリーなどの補助記憶装置をつけて使用します。

Archer AX73 USB端子

ちなみに何でもいいわけではなく、対応フォーマットがありますのでもし認識しなかった場合は下記のいずれかのフォーマットを行いましょう。

対応フォーマット
  • NTFS
  • FAT32
  • exFAT
  • HFS+

では、Macで実際にNAS機能を使用してみます。

タイムラインのタイトル
  • STEP1
    Web側の管理画面で設定を行う

    まずは初期設定をしてみます。TP-Link Tetherアプリでは設定できないので、Web版の管理画面にアクセスします。

    「詳細設定>USB>USBストレージデバイス」に遷移し、「安全な共有」を有効にします。この時点で「admin」ユーザーでもログインできますが、セキュリティのために自分のユーザーを追加しておきましょう。

  • STEP2
    ファインダーアプリを開く

    次にファインダーアプリを開きます。「移動>サーバへ接続」をクリックします。

  • STEP3
    ルーターの接続情報を入力

    「smb://(ルーターのIPアドレス)」を入力します。この例の場合は「smb://192.168.0.1」と入力し接続します。

    その後ユーザー名とパスワードを聞かれるので、先程設定した情報を入力します。

どのように簡易NAS機能を利用しますか? | TP-Link 日本
どのように簡易NAS機能を利用しますか?

このような感じで、比較的かんたんにNASの設定、接続ができます。

高機能なのにリーズナブルな価格設定

Wi-Fi6、IPv6対応で5GHz帯が4800Mbps出る製品だと、他社では「WXR-5700AX7S/Nシリーズ」がライバルになってきます。とはいえこちらは27,000円。しかも保証は1年です。

バッファロー WiFi ルーター無線LAN 最新規格 Wi-Fi6 11ax / 11ac AX5700 4803+860Mbps 日本メーカー 【iPhone12/11/iPhone SE(第二世代)/PS5 メーカー動作確認済み】WXR-5700AX7S/N
バッファロー
¥22,800(2021/08/10 07:07時点)
【スピードアップで快適なWi-Fi 6】5GHz最大速度4803Mbpsの最新規格11axに対応 Wi-Fi 5の約2.7倍のスピード(理論値) ワイドバンド5GHz 160MHzでトップスピード上昇 ※詳細はバッファローWebサイトを参照

AX73は12,000円〜13,000円前後です。そして保証は3年間ついてきます。自社完結の生産ラインでコストを極限まで抑え、手厚いサポートがあるのでコストパフォーマンスはかなり高いです。

AX73のあと一歩な点

AX73の魅力をご紹介しましたが、あと一歩な点もご紹介します。

IPv6使用の場合、利用できる機能に制限がかかる

楽天ひかりでIPv6を使用していますが、IPv6を使用している場合AX73で使用できなくなる機能がいくつかあります

使用できなくなる機能
  1. HomeShield機能
  2. VPN機能

VPN機能は使ってみたかったので、できれば制限してほしくなかったところです。技術的に難しいのかもしれません。

(要望)スタンドは別売りより内蔵型にしてほしい

スタンドは800円で購入できますが、縦置きで使いたい人も多いと思うので、できればNintendo Switchのように収納できる内臓スタンドを付けてもらえるとより使いやすいかなと思います。

とはいえこれといった致命的な欠点はなく、十分な性能なので満足しています。

AX73の通信速度・範囲検証

では、ここからは実際に通信速度、範囲を検証していきます。

前提条件
  • 使用端末:M1 Macbook Air(ごめんなさい検証のために一瞬トイレにも連れていきます)
  • 楽天ひかり IPv6使用
  • 木造建築
  • 混みやすい昼間の12時に計測
  • fast.comで計測(https://fast.com/ja/

ざっくりとした家のレイアウトです。

TP-Link Archer AX73のレビュー記事です。Wi-Fi6やIPv6対応など、最新の規格に対応しつつコストパフォーマンスにすぐれたWi-Fiルーターです。
家のレイアウトとルーターの位置

今回IPv6で通信できているかも確認するため、下記サイトでも検証しました。10点中10点だったので、IPv6での通信ができています。

あなたの IPv6 をテストしましょう。
あなたのブラウザと接続の IPv6 の準備状況をテストし、あなたの現在の IPv4 および IPv6 アドレスを表示します。

今回は5GHz帯でまず検証しました。昼間の計測結果はこちらです。

場所下り上り
自室300Mbps170Mbps
ルーターのある部屋320Mbps360Mbps
トイレ230Mbps200Mbps
昼間の結果
FASTの画面

実は今までI-O DATAのフラグシップ機を使用していたのですが、トイレまで5GHz帯の電波が届かず2.4GHz帯しか繋がりませんでした。

アンテナが外付けでかつ広範囲に電波を届ける各機能が確実に良い結果をもたらしていると思いました。M1 Macbook AirでWi-Fi6に対応しているので、それも安定した通信に寄与しているのかなと考えています。

次に同じ条件でiPhone XSでも検証してみました。結果はこちらです。

場所下り上り
自室270Mbps150Mbps
ルーターのある部屋280Mbps200Mbps
トイレ200Mbps160Mbps
昼間の結果

Wi-Fi6対応のM1 Macbookと比較すると、約30Mbps前後の差があります。ただしもっと差が出ると感じていたので、この速さは意外でした、Wi-Fi6対応端末でなくとも、200Mbpsぐらいの速度が出るので快適に通信できますね。

2.4GHz帯も下りで70Mbps前後出ますが、5GHz帯の速さを知ってしまうと戻れないので、スマートスピーカーやIoT家電の接続用としておすすめです。

TP-Link Archer AX73をおすすめできる人

AX73は、ミドルクラスのWi-Fiルーターといえど、Wi-Fi6やIPv6対応などのトレンドを押さえており、NAS機能Alexa連携機能など便利な独自機能を搭載している点は魅力に感じました。ここまでのレビューを踏まえ、以下のような人に強くおすすめします。

おすすめできる人
  1. 家の回線がIPv6に対応している
  2. Wi-Fi6に対応している端末を持っている
  3. 4LDKぐらいの家に住んでいて現在の通信速度に不満がある
  4. あまり説明書を読まない派
  5. 高機能で1万円前後のリーズナブルなルーターを探している
  6. Alexaを所有している
  7. MacでTimemachineやNASを使用している
  8. Wi-Fiに繋ぐ機器が多くなっても通信速度の低下を防ぎたい
  9. 安物のルーターを購入して後悔したくない

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