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【Anker 675 自腹レビュー】圧巻の12-in-1でデスクが整うUSB-Cドッキングステーション

Anker 675

この記事では、多機能ドッキングステーションとスタンド、ワイヤレス充電器が一つになったモニタースタンド、Anker 675 USB-C Docking Stationをレビューします。

Mac miniを購入し、新しくハブやデスクシェルフを新調しようと考えていたところAnker 675が発売されるということで、発売日に購入しました。

約半年間使用しましたが、特に液タブやキーボードの整理がしやすく満足しています。使用頻度の高いSDカードや有線ヘッドホンも使用でき、特にデスク周りをスッキリさせたいクリエイターにぴったりなドッキングステーションに仕上がっていると感じました。

たいしょん

Anker 675の特長や、実際の使用感をメリット・デメリット含めレビューしていきます!

Anker 675 USB-C Docking Station
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • スタンド、ワイヤレス充電器、ハブが1台に集約できる
  • ケーブルの抜き差しの手間が削減できる
  • キーボードやマウスなど周辺機器をスッキリ収納できる
  • ダークグレーで高級感のあるデザイン
デメリット
  • 底部のポートにアクセスしにくい
  • 正直3万円は高いと思う
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Anker 675 USB-C ドッキングステーションの特長

Anker 675の特徴・仕様・同梱物を下記のタブにまとめました。

  • 12の機能を1つに
    これ一つでケーブルの抜き差しの手間を大幅削減できます。ワイヤレス充電パッド、USB PDに対応した最大100W出力が可能なUSB-Cアップストリームポート、USB 3.2 Gen2対応のUSB-Cポート (10 Gbps) 2つ、USB 3.2 Gen2 対応のUSB-Aポート (10 Gbps, 7.5W / 4.5W) 3つ、4K (60Hz) 対応のHDMIポート、3.5mmオーディオジャック、イーサネットポート、microSD&SDカードスロットへの接続がこれ1台で可能です。
  • これ1台でデスク周りをスマートに
    多機能ドッキングステーションとスタンドが一つになったスマートなモニタースタンド。様々な機器をこれ1台で接続しつつ、スタンド下のスペースにキーボードやマウスなどの周辺機器をスマートに収納することができ、デスク周りをすっきりと整理できます。
  • 長時間の作業でも快適に
    モニターを目線の高さに保つことで長時間の作業による身体的な負担を軽減することができ、快適な作業環境を実現します。
  • 複数の機器を同時に充電
    ノートPCを最大100Wで充電可能なUSB-Cアップストリームポートに加え、USB PDに対応したUSB-Cポート (合計45W) 2つ、USB-Aポート (1 × 7.5W, 2 × 4.5W) 3つ、スマートフォン用のワイヤレス充電パッド (最大10W) を搭載しており、複数の機器を同時に充電可能です。

デザイン

Anker 675は、全体的にダークグレーを基調としたガンメタリックなデザインです。ただ見た目以上に軽く、触るとプラスチック感があります。サイズは約540 x 220 x 90mmと、PCスタンドとしては一般的なサイズですね。上部に最大10Wの充電に対応したQiワイヤレス充電パッドが内蔵されているのは、他のPCスタンドにはない仕様です。

Anker 675の全体イメージ
ダークグレーのデザインでクールな印象のデザイン

サイドには7つのポートを搭載しています。

  • USB 3.2 Gen2 USB-Cポート(最大10Gbps, 合計45W)
  • USB 3.2 Gen2 USB-A ポート(最大10Gbps, 1 × 7.5W, 1 × 4.5W)
  • microSDカードスロット&1 × SDカードスロット
  • 3.5mmオーディオジャック
左サイドにポートが集約されている
たいしょん

スタンドの横に各ポートを集約させたのはいいアイディアですね。

電源ボタン周りは白く光るので、暗い場所では押しやすくちょっとしたアクセントになります。

Anker 675
電源ボタン周りはLEDをで光る

スタンドの底にも便利なポートを備えています。

  • USB PD対応USB-Cアップストリームポート (最大100W)
  • DC入力ポート (20V=9A)
  • USB 3.2 Gen2 USB-A ポート(最大10Gbps, 4.5W)
  • イーサネットポート (最大1Gbps)
  • 最大4K (60Hz) 対応HDMIポート
HDMIやLANケーブルは底にある

ケーブルを巻き取って収納できるようになっており、電源ケーブルや長くなりがちなHDMIケーブルもキレイに収納できるデザインです。

ケーブルホルダーがあり長いケーブルをすっきり整頓できる仕様

スタンド底はゴム素材になっており、滑りにくくなっています。

ゴム素材でスタンドの足が滑りにくくなっている

Anker 675 USB-C ドッキングステーションのレビュー・使い方

Anker 675 USB-C ドッキングステーションのレビューを項目ごとに解説していきます。

モニタースタンドとしての使い勝手

まずは、モニタースタンドとしての使い勝手をレビューしていきます。

僕はすべてのモニターをモニターアームに取り付けて使っているので、Anker 675にモニターを乗せて使うことは無いのですが27インチのモニターを置いてみました。

デザイナー向けの27インチモニター、PD2705Uを乗せている様子。

デザイナー用のモニターは画面を回転できたり機能が多く、スタンドが大きいためAnker 675だとはみ出てしまいますね。奥行きが24cmのスタンドなので、奥行き22cmのAnker 675では奥行きが足りませんでした。

ただ、スタンドがはみ出ているからと言って安定感は抜群ですし、例えばiMacやEIZO製のモニターなどスタンドがスリムなモデルなら問題ないでしょう。

サイドにドッキングステーションはかなり便利

僕はMac miniにAnker 675を接続して使っているのですが、かなり相性が良くて気に入っています。例えばブロガーをしている都合上、カメラで撮影したデータをSDカードでMacに送ることが多いです。MacBookならともかく、背面にポートが集約しているMac miniにいちいちUSBハブを差し込むのはかなり面倒ですよね。

Anker 675なら、つねにMac miniに接続しっぱなしでSDカードリーダーやUSB-Cポートを使えるのでかなり便利に感じました。

また、3.5mmのオーディオジャックがあるので有線のイヤホンやヘッドホンを気軽に接続できます。音質もMac mini直付けと変わらないぐらいで、十分実用的です。

たいしょん

クリエイターに向いている製品だと感じました。

モニターの下にスペースができ快適

僕が本来Anker 675で想定していた用途は、モニター下のスペースや配線をスッキリさせたいことでした。この用途にはかなりマッチしています。

例えば16インチの液晶タブレットをAnker 675の下に置いておき、上にマジックトラックパッドとキーボード(MX Keys mini)を置くような使い方をしています。この使い方をすれば、狭いデスク上でも液タブとキーボードの入れ替えも簡単に行えるので絵を描く方には便利ですよ。

実際の使用イメージも撮影してみました。液タブは給電と映像出力のケーブルが必要なため配線が整理しづらいのですが、Anker 675でうまくケーブルを隠せています。

たいしょん

液タブを使っている人に便利です!

ワイヤレス充電が実用的

Anker 675は、Qiのワイヤレス充電にも対応しています。最大10W(5W / 7.5W / 10Wで自動切り替え)と出力も十分でしたので、実際にiPhone 14 Proを充電してみました。

Anker 675でiPhoneを充電
ワイヤレス充電中は青いLEDランプが点灯する
時間バッテリー残量
開始時9%
30分後26%
1時間後51%
1時間30分後70%
2時間30分後100%
iPhone 14 Proの充電結果

検証の結果、iPhone 14 Proの充電時間は、2時間30分で満充電になりました。ワイヤレス充電器は別途持っていますが、これならAnker 675だけでも十分かなと感じました。

Anker 675 USB-C ドッキングステーションのデメリット

個人的に感じたAnker 675のデメリットは、下記の2点です。

底部のポートにアクセスしにくい

サイドのポートは使いやすいのですが、底部のポートはAnker 675を裏返さないと接続できないので少し手間に感じています。ただ、底部のポートは特にケーブルが長くなりやすいLANケーブルやHDMIケーブル、電源ケーブルのポートが集約されていますので、ケーブルホルダーがついている分整理はしやすいです。

ケーブルホルダーがあるので整理はしやすい

また、現状SDカードやオーディオジャックなどの使用がメインで、そのような抜き差しの頻度が高いポートはサイドに集約されていますので大きく使用感を残っているとは感じていません。

たいしょん

底部のポートにアクセスしにくいですが、その分長いケーブルは整理しやすいのでいいですね。

値段は正直高いと思う

Anker 675は間違いなくいい製品ですが、例えばドッキングステーションとモニタースタンド、ワイヤレス充電器を別々で購入したほうが正直安上がりだと思います。

例えば下記のAnker PowerExpand 8-in-1とAnker PowerWave 10 Stand、アイリスオーヤマのモニター台のセットなら1万円ちょっとで購入できます。

ただ、僕は見た目のスマートさを重視していたので価格に見合った満足感は得られています。見た目が何よりかっこいいですし、液タブの収納、ハブ機能など1台ですべてこなせるのはAnker 675しかないと感じています。

たいしょん

高いですが、それに見合った満足感はあります。

Anker 675 USB-C ドッキングステーションをおすすめできる人

Anker 675を特におすすめできる人は、デザイナーやクリエイターの方です。液タブをデスクに置くとかなりスペースが専有されますが、Anker 675があれば上部にもスペースができるので底に液タブ、上にキーボードやマウスを置くといった使い方が可能です。

また、SDカードリーダーやオーディオジャックなどクリエイターなら頻繁に利用するポートがサイドに集約されていますので、特に背面にポートが集約しているデスクトップPCを使う方クリエイターさんは恩恵を受けられると思います。

たいしょん

デスクトップPCをよりクリエイティブに活用しやすくなりますよ!

Anker 675 USB-C ドッキングステーションのレビューまとめ

Anker 675 USB ドッキングステーションをレビューしました。

デスク周りをもっとスッキリさせたいという用途で導入してみましたが、デザインや機能性を含めかなり満足しています。

セール時期では3万円を切る価格でAnker 675を手に入れるチャンスもありますので、ぜひ各ストアをチェックしてみてください。

Anker 675 USB-C Docking Station
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • スタンド、ワイヤレス充電器、ハブが1台に集約できる
  • ケーブルの抜き差しの手間が削減できる
  • キーボードやマウスなど周辺機器をスッキリ収納できる
  • ダークグレーで高級感のあるデザイン
デメリット
  • 底部のポートにアクセスしにくい
  • 正直3万円は高いと思う
たいしょん

Amazonのレビューも参考になるので、下記のリンクからチェックしてみてくださいね!

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