【Dangbei Mars レビュー】2100ISOルーメンでNetflix公式対応のフルHDプロジェクター

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Dangbei Mars

この記事では、Netflix公式ライセンスを取得したフルHDプロジェクター、Dangbei Mars(ダンベイマーズ)をレビューします。

以前Dangbeiのフラグシップモデル、Dangbei Mars Proをレビューしましたが、Dangbei Marsはただの廉価版ではなくNetflix公式対応という優位性を持ったフルHDハイエンドモデルに仕上がっています。

個人的に昼間でもプロジェクターを使って映画やアニメを楽しみたい方は、価格や性能を含めかなりぴったりなプロジェクターだと感じました。特に夏休みなど長期休暇で、昼間もお子さんが家にいる場合これ1台でかなり楽しめると思います。

たいしょん

2100ISOルーメンの明るさは昼間だとどれぐらい実用的なのか、細かい使い勝手はどうなのかなど徹底レビューしていきます!

Dangbei Mars
総合評価
( 5 )
メリット
  • 2,100ISOルーメンで昼間でも十分実用的な明るさ
  • ファンノイズが静かで映像に集中できる
  • Netflix公式対応(HDMIドングルが無料でついてくるので他のVODも対応可能)
  • 充実した補正機能で設定が楽
  • 40日間理由なしで返品でき気軽に試せる
デメリット
  • MEMCを搭載していないので残像感が少し気になる時がある
  • 対応するVODが少ない

40日間理由を問わず返品可能で今ならDangbei MarsがAmazonで2万円引き

PR:この記事はDangbei様より製品をお借りし作成しています。

気になる項目をクリック!

Dangbei Marsの特徴

Dangbei Marsの主な特徴、仕様、付属品を下記のタブにまとめました。

  • Netflix公式対応でお気に入りコンテンツにすぐアクセスできる。
  • 2,100ISOルーメンの明るさで昼夜問わず快適に視聴できる。
  • 4種類のインテリジェント自動調整機能で設置後の設定が簡単。
  • DolbyAudioサウンド対応の10Wデュアルスピーカーで迫力のある映像体験が味わえる。
たいしょん

上記の特徴以外にも、40日間理由を問わず返品可能だったりサービスも充実しています。

デザイン

Dangbei Marsは、上位機種と共通のデザインです。サイズは24.5 x 20.8 x 17.3cmで、重さは4.53kgと少し大きめになっています。フロントパネルにToF センサーと CMOS センサーを搭載し、オートフォーカスなどの自動補正を実現しています。

Dangbei Marsの正面
上位機種と共通のフロントパネルデザイン

サイドから背面にかけて、スピーカーグリルのようなパンチングが施されています。右側は放熱ファン用、左側はスピーカー用に穴が空いており、背面はパンチングの穴のみで本体に穴は空いていません。

Dangbei Marsの側面
側面はスピーカー、放熱用に穴が開いている。
Dangbei Marsの背面
背面は本体に穴が空いておらず、パンチングのデザインのみ。

背面には各種ポートが揃っており、外部の機器を接続してプロジェクターで投影が可能です。揃っている入出力ポートは下記になります。

  • USB2.0 x 2
  • HDMI 入力 x 2(1基のみARCに対応)
  • 電源入力 x 1
  • LAN x 1
  • S/PDIF 出力端子 x 1
たいしょん

HDMI入力が2つあるので、ゲームとPCを繋げられたり用途の幅が広がりそうですね。

ちなみに、USBポートはDangbei Marsの電源を落とした状態でも給電し続けてくれます。

Dangbei Marsの入出力ポート
背面に入出力ポートが揃っている

底面は三脚ネジ穴が空いており、三脚への固定や天井吊りが可能です。

Dangbei Marsの底面
三脚ネジ穴が空いている

三脚を取り付けると少し外側が浮き気味になるので、付属のワッシャーを使うとしっかり固定できます。

ワッシャーを使うと大きめの雲台でも安定しやすくなる

天板に電源ボタンがあり、リモコンを使わなくても本体のみで起動が可能です。光センサーも天板にあり、周りの明るさに応じて自動的にスクリーンの明るさも変えてくれます。

Dangbei Marsの天板
本体の天板に電源ボタンがある

Dangbei Marsのレビュー

Dangbei Marsを実際に使ってみましたので、使用感をレビューしていきます。下記の6項目から見たいものをタップしてみてくださいね。

ちなみにDangbei Marsは最大200インチまで投影できますが、今回はスクリーンやスペースの都合上80インチのサイズで投影しています。

Dangbei Marsで80インチを投影するのに必要な距離の導き方

Dangbei Marsで80インチの映像を投影するためには、プロジェクターを約225cm(2.25m)離す必要があります。

16:9のアスペクト比を持つスクリーンの場合、その横幅はダイアゴナルサイズの0.8725倍になります(これは16/√(16^2+9^2)から導かれます)。したがって、80インチのスクリーンの横幅は、80 * 0.8725 = 69.8インチ、または177.29cmです。
この横幅に対してDangbei Marsの仕様であるスローレシオ1.27:1を適用すると、投影距離は横幅 * スローレシオ = 177.29cm * 1.27 = 225.06cmです。
したがって、80インチの映像を投影するためには、プロジェクターを約225cm(2.25m)離す必要があります。

画質(2100ISOルーメン・レーザー光源)

Dangbei Marsは、映画館でも採用されているALPD®技術を採用し、30,000時間の耐久性を持つ超高輝度レーザー光源を搭載。2100ISOルーメンの明るさを実現し、見やすさを優先したスペックルフリーを提供しています。

たいしょん

2100ISOルーメンは、家庭用プロジェクターの中ではかなり明るい部類です。

言葉で説明するより実物を見たほうが早いと思うので、実際に壁に投影した写真を紹介します。

発色がかなり鮮やかで明るい。
たいしょん

鮮やかでめっちゃきれい!!

普段900ANSIルーメンのプロジェクターを使っているので投影した瞬間違いが分かったのですが、Dangbei Marsの方が白と黒のコントラストがしっかりしていて発色もかなり鮮やかできれいです。実は上記の画像は、まだ日が明るい7月の17時台に照明を切ってカーテンを閉めただけの状態です。夜じゃなくてもかなり見やすいです。

その他に投影した映像の一部を紹介します。

スクロールできます
Dangbei Marsで投影した映像
Dangbei Marsで投影した映像
Dangbei Marsで投影した映像

試しに昼間に、シーリングライトを2台同時に点灯した状態でDangbei Marsを使ってみました。これでも十分実用的な明るさでした。

Dangbei Marsを昼間に投影
2100ISOルーメンで昼間でも十分見やすい明るさ

同じ条件で900ANSIルーメンのXGIMI Halo+を使ってみたのですが、さすがに暗くてよく見えませんでした。

XGIMI Halo+を昼間に投影
900ANSIルーメンは昼間の視聴は厳しい

画質の調整は「ピクチャーモード」で細かく調整でき、輝度やコントラスト、色温度やガンマなど自分好みに設定可能です。

ピクチャーモードで画質を細かく設定できる

補正能力(オートフォーカス・自動台形補正・障害物検知)

Dangbei Marsは短時間での起動とセットアップが可能で、オートフォーカス、6方向自動台形補正、スマートスクリーンフィット、障害物回避などの4in1スマート機能を提供し、どの位置からでも最適な視聴体験が得られます。

実際に起動時に自動補正を体験しましたが、6秒前後でオートフォーカス、台形補正もしっかりこなしてくれました。

Dangbei MarsのAF
自動で補正を行っている様子

一応手動補正も可能ですが、ほぼ自動補正で満足のいく表示が得られたのでかなり優秀だと感じました。

Dangbei Marsの手動補正
手動補正も可能

障害物検知機能は、例えば画面に何か障害物が被っていた時にその障害物を避けるようにして画面の位置・サイズを調整してくれます。投影できるスクリーンが広い場合は不要ですが、どうしても移動できない家具などがある場合でもプロジェクターを移動させることなく最適な画面表示が可能になるので便利です。

Dangbei Marsの台形補正
台形補正中に障害物が画面に被っている状態
Dangbei Marsの台形補正
障害物を避けるようにして画面を投影している状態

その他にズーム補正機能もあり、プロジェクターの位置はそのままで画面のサイズだけ変えることもできます。小さく映したいのに、これ以上プロジェクターの位置を下げられない時に便利ですね。

Dangbei Marsのズーム補正機能
100%ズームの状態
Dangbei Marsのズーム補正機能
50%ズームの状態
たいしょん

自動補正能力は、上位機種のDangbei Mars Proとほぼ同等です。

Netflix公式対応

Dangbei MarsはNetflixに公式対応しており、ストレスなく映画やアニメを楽しめます。実はNetflixに標準で対応していないプロジェクターが多く、対応させるために別のコンテンツマネージャー経由でインストールする場合があります。その点で、Dangbei MarsはNetflixアプリがプリインストールされていて安心です。

たいしょん

Netflixのログインをする際も、QRコードで簡単にログインできるので使いやすいです。

Dangbei MarsでNetflixにログイン
QRコードでNetflixに簡単にログインできる

Netflixにログインすると、ホーム画面で視聴中のコンテンツや人気の作品にすぐアクセスできるようになっています。Netflixユーザーには嬉しいですね。

Dangbei Marsのホーム画面
ホーム画面で赤枠のようにNetflixの視聴中コンテンツや人気作品が表示される。

付属のリモコンも使い勝手がよく、Netflixを始めYouTubeやPrimeビデオのアクセスボタンが付いていてすぐアプリが使えます。テレビではよくある仕様ですが、あると便利ですね。

Dangbei Marsのリモコン
リモコンにNetflixやYouTubeにアクセスできるキーがついている
たいしょん

Dangbei MarsはNetflixユーザーに最適なプロジェクターと言えますね。

放熱による騒音(極めて静か)

プロジェクターはどの機種も放熱によるファンノイズが発生するので、Dangbei Marsの騒音を計測してみました。

計測の結果、18.5〜22.9dBの範囲でファンノイズが収まっており、極めて静かに感じました。上位モデルのDangbei Mars Proも、ベーシックラインのDangbei Neoも同様に20dB前後で静かなのでDangbei製品の強みの一つですね。

20dB前後の騒音でかなり静か

例えばフルHDプロジェクターのXGIMI Halo+32dB前後と、Dangbei Marsより10dBほど高い騒音です。個人的に30dBを超えてくると映像コンテンツの音が鳴っていても気になるほどなので、映像コンテンツを邪魔しないDangbei Marsの静音性は非常に助かります。

音質

Dangbei MarsはDolbyAudioDTS-HD Master Audioに対応し、10Wの高出力なスピーカーを2基搭載しています。実際にいくつかアニメや映画を視聴しましたが、解像感重視というより量感のある力強い音という感じでアクション映画などに向いていると感じました。サラウンド感や重低音はほどほどですが、長時間視聴しても聞き疲れしにくい音なので映画にぴったりですね。

ちなみに僕は下記のイメージのような視聴環境です。Dangbei Marsは向かって右側に放熱し、左側にスピーカーユニットが集中しています。そのため、Dangbei Marsの左側に座って映像を視聴するとコンテンツの音がよく聴こえ、ファンノイズも低減できるという一挙両得な映像体験が可能です。

Dangbei Marsで映像コンテンツを観る際の様子

音質は細かく調整可能で、高音や低音の調整、ダイアログ強化(声を聴き取りやすくするために中音域を強調する機能)などが設定可能です。

オーディオの設定画面で音質を細かく設定できる

サウンドスタイルも用意されており、「標準」「スポーツ」「映画」「音楽」の4つから選べますので細かい調整が苦手な方でも設定しやすくなっています。

サウンドスタイルで試聴コンテンツに適した音質に変更できる
たいしょん

個人的にこの音なら外部スピーカーは必要ないというぐらい十分だと感じました。

本体の音質に不満があった場合でも、Bluetoothスピーカーに接続可能なので汎用性は高いです。

ゲーミング性能(入力遅延・残像感)

最後にゲーミング性能を検証してみました。

入力遅延は公開されていませんが、Nintendo Switchでスマブラをプレイする分には特に体感するほどの遅延は感じませんでした。また、キャラクター移動時の残像感も動画ほど気にならず、快適にプレイできました。

スマブラも大画面で快適に楽しめた

Dangbei Marsのデメリット

Dangbei Marsを使っていて気になったデメリットは下記の2点です。

MEMCを搭載していない

MEMC(Motion Estimation Motion Compensation)とはテレビで言う倍速機能のことで、コマ補完をすることで映像を滑らかに表示できる機能を指します。上位モデルのDangbei Mars ProではMEMCを搭載していましたが、Dangbei MarsではMEMCが非搭載となりました。

MEMC対応モデルと比較すると、例えば左から右に流れるような映像では残像感が少し気になりました

ゲームプレイでも速い動きだと残像感が出やすい
たいしょん

ただ、普段60HzぐらいのPCモニターを使っていて動画視聴で残像感が気になっていない方は問題ないと思います。

残像感が気になる場合は、価格は高くなりますがMEMC搭載の同社のDangbei Mars Proが向いています。

対応するVODが少ない

Dangbei MarsはNetflix公式対応ですが、他に対応しているVODがYouTubeかAmazonプライムビデオぐらいしかありません。Android TV搭載のプロジェクターに比べ、圧倒的に対応するVODが少ないです。

ただ、Dangbei MarsをAmazonで購入するとAndroid TV対応のHDMIドングルが無料でもらえるキャンペーンを実施中なので、本体で対応しているVODが少なくても大丈夫です。

また、Amazonのセールでよく安くなっているFire TV Stickを使ってもいいですね。Dangbei Marsは給電可能なUSB端子がありますので、別途電源を用意する必要がありません。

Fire TV StickをDangbei Marsから直接給電して使用できる
たいしょん

プロジェクター+HDMIドングルで対応するVODが少ない問題に対応できます!

下記のドングルをDangbei Marsと一緒にカートに入れてAmazonで購入すればドングルが無料になります

Dangbei Marsをおすすめできる人

Dangbei Marsは、下記の方におすすめできます。

  • Netflixユーザー
  • 昼間でも大画面で映像コンテンツを楽しみたい
  • プロジェクター初心者で何を買ったらいいか分からない人

Netflix公式対応でNetflixユーザーはもちろんのこと、2,100ISOルーメンというかなり明るいプロジェクターなので昼間でも大画面で映像コンテンツを楽しみたい方におすすめです。

また、プロジェクター初心者で何を買ったらいいか分からない人にも強くおすすめできます。その理由が、返品のしやすさと満足できる機能性です。高額なので最初に購入したプロジェクターで失敗したくないという方がほとんどだと思いますが、もしイマイチだったとしても40日間理由を問わず返品できますので気軽に試せます。

また、今回Dangbei Marsをお借りしましたが、個人的に買い取りたいほど気に入っています。これまで8台のプロジェクターをレビューしてきましたが、静音性の高さで映像に集中でき、かつ鮮やかできれいな画質とかなりバランスの取れた機種と感じました。

これだけ近い距離でもファンノイズが気にならないのは驚異的

Dangbei Marsのレビューまとめ

実際にDangbei Marsを使いながらレビューしました。

価格を含め、限りなく弱点の少ないプロジェクターに感じています。音質や補正機能は上位機種譲りで、画質もいいです。弱点として対応するVODの少なさが挙げられますが、Android TV対応のHDMIドングルがセットなら無料で購入できるので相殺できます。

たいしょん

初めて高いプロジェクターを購入する方も、かなり満足できる機種だと思うのでぜひお試しくださいね!

Dangbei Mars
総合評価
( 5 )
メリット
  • 2,100ISOルーメンで昼間でも十分実用的な明るさ
  • ファンノイズが静かで映像に集中できる
  • Netflix公式対応(HDMIドングルが無料でついてくるので他のVODも対応可能)
  • 充実した補正機能で設定が楽
  • 40日間理由なしで返品でき気軽に試せる
デメリット
  • MEMCを搭載していないので残像感が少し気になる時がある
  • 対応するVODが少ない

40日間理由を問わず返品可能で今ならDangbei MarsがAmazonで2万円引き

Dangbei Mars

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